1985年のクラッシュ・ギャルズ

柳澤健(ライター)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163744902
ISBN 10 : 4163744908
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
柳澤健 ,  
追加情報
:
20cm,294p

内容詳細

1985年8月、巨大な大阪城ホールを満員にしたのは、10代の少女たちだった。日本中を興奮させた長与千種とライオネス飛鳥、そして彼女らに涙した少女たちのあの時とそれから。25年間の真実の物語。

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読書メーターレビュー

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  • nonpono さん

    ネトフリに加入しよう。九月からユリアンがダンプ松本を演じ、鈴木おさむが描いたダンプ松本を主人公のドラマを見たいからだ。わたしが小学生のときに、女子プロレスは日曜日の昼間に見れた。お父さんに頼んで後楽園ホールにも見に行った。永友加奈子選手の引退式だった。いきなりのテンカウント。長与千種というカリスマ、ダンプ松本という絶対悪の女子プロレスブームの中、悲しいセレモニー。ある意味、人生を知った。この時代を描いた本書。青春群像劇?甘い甘い。プロレスという麻薬を味わってしまったものの定めと哀しみを浴びてほしい。

  • Y2K☮ さん

    クラッシュのふたりが愛憎入り混じる物語を紡いだ99年のGAEA JAPANは最高のプロレス団体だった。エースは陽の長与千種だけど主人公は陰のライオネス飛鳥。彼女は89年に引退してから復帰し、ヒールへ転身してから本当の意味で花開いた。88年にTVで見た試合では声援が長与に集まっていて、飛鳥は天性のアイデア力と表現力を持つパートナーの引き立て役。だが2000年の再結成時は、長与に合わせて引き立てる余裕を感じた。あと全日本女子プロレスは現代ではあり得ないとんでもない会社。でも間違いなくすごいものを見せてくれた。

  • まど さん

    プロレスの魅力やプロレスラーとしての醍醐味・つらさ、どうしてクラッシュギャルズがあんなに人気があったのか、とても面白く描かれていました。文章も素晴らしいです! 当時プロレスに興味がなかったのが残念に思えてくるほど。二回ほど新日本プロレスを観にいったことがあるのですが、実際にみるとルールがわからなくても本当に面白いんですよね。クラッシュギャルズも全盛期に見たかったなあ。アラフォー世代にオススメ本。

  • Kumagai Shunichiro さん

    めちゃくちゃ面白かったです。不世出の天才・長与千種、人間臭いライオネス飛鳥、二人を見つめ続けたいちファンの半生を織り交ぜながら描き出す女子プロレスの興亡。一人の人間が才能を捧げ尽くして時代を作っていくロマンと、やがてその青春が終わっていく残酷さ。読後感は映画「レスラー」を超える寂しさです。著者の柳澤健さんは、当時のコアのファンではなく、後から取材して書いたとのことですが、題材を俯瞰しながら、距離を取りつつも、言葉から熱い感情が滲んでくるような文章で、素晴らしかった。猪木の本も読んでみよう。

  • 秋 眉雄 さん

    『だが、いまなら。』何かプロレス本を読みたいんだけどという人には迷わずこの本を推薦します。天才少女と努力の少女が時代という波に翻弄され、紆余曲折の果てに天才少女は先細っていき、努力の少女は開花していくという劇的な物語。しかもその間、彼女たちの活きる世界は爆発的な膨張と収縮をする。それらは真実ではあるけれど、間違いなくある種のギミックを含んでいる。だからこそプロレスは面白かった。彼女たちを取り巻き群がる少女たちに昔の自分を見た気がしたし、あぁ俺にも少女時代が確かにあったなと思うのであった。(再読月間その五)

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