東大教授が教える知的に考える練習

柳川範之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794223227
ISBN 10 : 4794223226
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
169p;19

内容詳細

膨大な情報を頭の中で、どう知性に変換すればいいのか?独学で東大教授になった著者による、情報洪水時代の今、本当に必要な頭の使い方。

目次 : 1章 情報洪水時代で変わる「頭の使い方」(情報洪水時代、新しい頭の使い方が求められる/ なぜ「考える」ことの価値が高まってきたのか ほか)/ 2章 頭の中に質の良い情報が集まる「網」を張る(考えている人といない人は、情報の取捨選択の仕方が違う/ あらかじめ頭の中に網を張って情報を待ち受ける ほか)/ 3章 知的に考えるための「調理道具」を揃える(いきなり考えてもうまくいかない理由/ ものごとを抽象化して構造をとらえるクセをつける ほか)/ 4章 情報は流れてくるまま、流しっぱなしに(入ってくる情報は絞らず、意図的に間口を広げておく/ 情報そのものより、どう料理して何に使うかが重要 ほか)/ 5章 頭に残った情報は熟成し、やがて知性に変わる(頭に残った情報は「思考の骨組み」になる/ いかに違う情報同士を積極的にくっつけていくか ほか)

【著者紹介】
柳川範之 : 1963年生まれ。東京大学経済学部教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶応義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。契約理論や金融関連の研究を行うかたわら、自身の体験をもとに、おもに若い人たちに向けて学問の面白さを伝えている。著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みき さん

    著者の前作が気に入ったため、こちらも読了。情報が過剰に溢れている現代だからこそ、情報をどう扱うか、考え方が問われる時代だと著者は説く。情報を頭の中に流していくことで覚えている情報をどう活かすか。外山滋比古さんの乱読のセレンディピティに共通することが多いのではないかと思った。 私は一つのことに気になったら固執してしまう傾向があると思うので、柳川さんのいう「頭の中で網を張る」、「頭の中で揺らして」物事を多面的に捉えることを体得できたら気楽に、より良く過ごせそうと思った。

  • メタボン さん

    ☆☆☆ 頭の中に好奇心・関心という網を張っておき、そこにくっついてくる海苔で面が覆われていくというイメージで、情報を流し込む。情報は忘れても構わない。いつまでも残っている情報が価値のあるもの。共通点を探すこと、反面相違点を探すこと。抽象化と具体化の行き来を頭の中で行う。

  • アルカリオン さん

    p150- 教養・歴史を学べとよく言われる。漠然とこう言われてもピンとこないだろう。しかし、これらを学ぶことにより、目の前の問題(例えば「出版不況」)を大局的に見て、相対的にとらえ、本質をつかむための材料・ツールとすることができる。抽象的な意味合い・構造を理解し応用することができるようになると、異分野の知識を関連付けてヒントを得ることができる。例えば、生物学の本を読んで経済学の理解が深まることもある。

  • こじ さん

    評価3/5 頭の良い人はどんなことができる人だと思いますか? 著者はものごとを深く考えることができる人を頭が良いと定義しています。 理由はもの事を深く考えるとイノベーションをおこすことができるからです。 例えば、ニュートンはリンゴが落ちるのをみて万有引力の法則を発見しました。 普通の人はそういうものだで終わってしまうのに対して、ニュートンはなぜリンゴが落ちるかを深く考えることができたからだと思います。 このように深く考えることを癖付けすると新しい世界が見えてきます。

  • naotan さん

    膨大な情報があふれている現代において、「考える」能力を鍛えるためには? 文章は平易でわかりやすいが、実践するのは意外と難しそう。 具体と抽象の行き来については楠木建『戦略読書日』にも書かれていたなあと思いだした。

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