孤狼の血 角川文庫

柚月裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041049549
ISBN 10 : 4041049547
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;15

内容詳細

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。飢えた狼のごとく強引に違法捜査を繰り返す大上に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて金融会社社員失踪事件を皮切りに、暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが…。正義とは何か。血湧き肉躍る、男たちの闘いがはじまる。

【著者紹介】
柚月裕子 : 1968年、岩手県出身。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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ミステリ、ハードボイルド小説が好きでをよ...

投稿日:2021/07/30 (金)

ミステリ、ハードボイルド小説が好きでをよく読みますがこの本に関しましてはオチがすぐに読めてしまいました。 そこも含め、先に先にと読ますのがこの小説の魅力かもしれませんが自分にとっては不足気味でした。次回に期待。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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女性作家がほんとに書いたのか!?と思わせ...

投稿日:2021/04/17 (土)

女性作家がほんとに書いたのか!?と思わせるよな筆力です。しかし要所要所に繊細さもあり、なるほどと思いました。面白いです。

みっちゃん さん | 大阪府 | 不明

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2016年第69回日本推理作家協会賞を受...

投稿日:2021/03/01 (月)

2016年第69回日本推理作家協会賞を受賞し、見事映画化されました。呉が舞台で広島県出身の私は読まずにはいられませんでした。全3巻完結で残り2巻も楽しみです。映画の続編も期待しております。

kotobuki さん | 広島県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    映画化もされるし広島に引っ越してきたし、という理由で読んでみた。大上役が役所広司というのはだいぶイメージが違うような…。話しの筋自体は割とシンプルで、ドンパチにドンパチを重ねて膨らましたようなところがあるものの、熱量が凄く、グイグイ読まされた感じ。エルロイを連想させる章冒頭の業務日報も、ただの雰囲気作りではなく、最後に意味を持ってくるというつくりがニクイ。ただ、それだけにもう少し陰謀小説的な側面も打ち出して欲しかった。ヤクザのやり口がまんまヤクザ。続編が連載中らしいが、どのような続き方をするのだろう。

  • 青乃108号 さん

    これは恐れ入った。軽々にレビューを書くのがはばかられる、このような本は初めて読んだ。物凄く濃密な物語。読む者の心を捉えて離さない、強烈な魅力がある。先に読んだ【あしたの君へ】と同一作家の手によるものとはとても信じられない。こんな凄い物を読まされた日にはこの作家の本、追いかけずには居られない。兎に角これは、他の事を追いやってでも時間を作って、読むべき一冊だ。

  • ehirano1 さん

    #いやー面白いです。#まさかまさかの展開。#各章の『日誌』には意味があった!#タイトルの『孤狼の血』と云う全くもって妥当なタイトルに呻る。#表紙の『ジッポ』はそういうことかぁ・・・。#日岡秀一よ、お前はそういうことだったのね。伏線は確かに何回もあったわ。#プロローグの班長って、もしかして・・・。#続編の『凶犬の眼』ももちろん読む!

  • あきら さん

    物語に引き込まれて、一気読み。 登場人物が格好いい。細かな描写がきっとものすごくリアルなんだと思う。 これはとにかくおすすめです。続編も読もうっと。

  • nanako さん

    どうしても、役所広司と松坂桃李の二人を思い浮かべながら読んでしまいます。映画はまだ観ていませんが、イメージは近いのではないでしょうか?狂犬の眼も、ぜひ読んでみたいです。

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人物・団体紹介

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柚月裕子

1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で、第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大薮春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”第1位を獲

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