リスクを食べる 食と科学の社会学

柄本三代子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787234063
ISBN 10 : 4787234064
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;19

内容詳細

健康食品、遺伝子組み換え食品、ヘルスケア産業、トクホ、マグロ水銀報道、水俣病、BSE、中国冷凍餃子、セシウム濃度…。「リスクコントロールをして正しい市民たれ」と私たちに迫る科学言説の問題性に切り込み、食の安全・安心をめぐるリスクコミュニケーションの限界と可能性を照らし出す。

目次 : 第1章 食とリスクのマトリクス/ 第2章 食べることと知識/ 第3章 市民とは誰か/ 第4章 テクノフーズの氾濫―科学を食べなさい/ 第5章 リスク“ディス”コミュニケーション―正しく食べなさい/ 第6章 永遠のゼロリスクと禁断のゼロリスク―正しく消費しなさい

【著者紹介】
柄本三代子 : 宮崎県生まれ。東京国際大学准教授。専攻は文化社会学、消費社会論、メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • matsu さん

    リスク抑制食品に対しては永遠のゼロリスクを追求させる反面、リスク増加食品に対してはゼロリスク指向を禁じる。これらはけっして科学の言葉ではない。統治のための政治的メッセージであり、政治性は科学の名のもとに隠蔽されている。科学を相対化することで権力の作用が見えてくる。

  • もっち さん

    リスクを食べるというタイトルだが、つまりリスクコミュニケーションをメタ的に見るというお話である。リスクを負う「市民」とは何で、どんなメディアに媒介され、言説がどう変化していくかを問うている。確かに示唆に富む議論だが、あまりに難解すぎる書き方をしている部分がある。ルーマンやムフの議論を持ってくる意味がよく分からない。

  • ま。 さん

    我々のまわりには「食をめぐるリスクと科学言説」があふれている。それら言説がいかに生まれ、人びとに影響を与えているか(ある食べものを食べたり/食べなくなったり)、考えてみようという本。食というポピュラーなテーマのわりに内容難しめ(社会学の基礎知識、もっというと社会学的文脈における「リスク」や「コミュニケーション」の理解がないと読み進めるのはキビシイかも…)。本題とは逸れるけれど、コミュニケーション論的に考えて行き詰まったらプラグマティズムを参照してみる(pp.237-239)というアプローチは参考になった。

  • ぷほは さん

    「リスク」と「コミュニケーション」は20世紀後半、国内の事情も踏まえれば80年代以降の社会学の最重要バズワードだが、それに「食」という21世紀の最重要課題の一つをテーマにして挑んでいる。データのボリュームや先行研究への目配り、事例の面白さや展開の妥当さなど、どれも高水準な成果であり、コレを真似してみろと言われてもなかなかできる気がしないのが正直なところではある。それを踏まえて難点を言わせていただくと、理論・事例ともに噛み砕きが弱く、括弧や濁点を多用した冗長な文体は、科学的にも一般書としても感心はできない。

  • TETSUYA さん

    私たちにとって食べるということは明らかに、単に生物として物理的に身体と生命を維持するということだけではなく、栄養の摂取によって健康をいかに保つかということだけでもない。どのような社会的背景があり、どのような政治的意味を持つ(可能性がある)行為であるかについての考察が非常に重要であることがわかる。−− ということで、「食の社会学」として色々な言説や社会状況等について考察している本書。かなり面白いです。

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