旬菜膳語 文春文庫

林望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167570095
ISBN 10 : 4167570092
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
302p;16

内容詳細

江戸時代のウナギ蒲焼は、焼いてブツ切りにする料理だった。蕎麦のセイロは、かつて蒸していた頃の名残り。浩瀚な食物史は縦横無尽。しこうして母の漬けた三十年物の梅干を舐め、少年時代の松茸フライの味を懐かしく想い出す。イギリスもおいしいが、やっぱり日本がおいしかった!リンボウ印の垂涎エッセイ。

目次 : 春の巻(蕗の薹、土筆、菜の花/ 春の餅 ほか)/ 夏の巻(鰹は毒魚?/ 梅の八徳 ほか)/ 秋の巻(秋茄子喰ふべし/ 蕎麦、よろしいなあ ほか)/ 冬の巻(牡蠣よ、おまえは/ ナマコの孤独 ほか)

【著者紹介】
林望 : 1949年(昭和24)東京生まれ。慶応義塾大学卒業。同大学院博士課程修了。国文学・日本書誌学専攻。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。ケンブリッジ、オックスフォード両大学に研究のため滞在。東京芸術大学助教授等歴任。また、歌曲のための詩作、オペラのための台本等も次々に発表。イギリスものエッセイのほか、能楽論、料理本、自動車評論、小説、古典論、日本語論など多岐にわたる著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Emi さん

    文学的に面白いというよりは、食材についての歴史なり由来なりが体系的にまとめられていて興味深いと言った方がいいかな、という感じ。 さすが研究者だけあって、調べ方が徹底している…改めて著者を尊敬できる本。

  • カワセミ440 さん

    林望さんの知識も引用された本の紹介も、まあ凄いとは思うけれど・・、それ以上の感想が思い浮かばない。どの話も『とっても美味しそう』って思えなかったのは読んでいる私のせいなのか???

  • 神楽坂中の湯 さん

    本朝通鑑など引用されていた本にも手を出したくなる。図書館で東洋文庫を漁ってこよう。

  • pochi_kuma さん

    とても勉強になりました。先生の物凄い読書量、情報蓄積量に恐れ入りました。ゆっくりじっくりいずれ読み返そうと思います。

  • コホン さん

    食について、昔からこんなにいろいろなところで書かれていたんだ、と自分の勉強不足を思い知らされる。文学史に出てくるような本にさえろくに手を出していないから、それに載っていないものなんてその存在を知る由もなく。奥深い一冊でした。

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人物・団体紹介

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林望

1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部・同大学院博士課程満期退学(国文学)。東横学園女子短期大学助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社/文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P・コーニ

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