プーチン政権の闇 チェチェンからウクライナまで

林克明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784874987995
ISBN 10 : 4874987990
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
林克明 ,  
追加情報
:
192p;19

内容詳細

暴走の起点はチェチェン戦争だ。国際秩序を転換させたロシアのウクライナ侵攻に至る22年の軌跡を追う!“ロシア帝国”復活を実現するためのプーチン大統領の思想と行動=プーチン主義(プーチニズム)が、周辺諸国の状況にほとんど関係なく、貫かれているのではないのか。プーチニズムを一言で表現するなら「邪魔者は消せ」。彼が首相に就任した1999年8月16日から2022年2月24日のウクライナ侵攻開始まで、プーチニズムという名の重機関車が爆走してきた。

目次 : 1章 誰が彼女を殺したのか/ 2章 邪魔者は消せ―元KGB将校暗殺事件/ 3章 暗殺大国ロシア―要人の暗殺/ 4章 ジャーナリストは敵である/ 5章 国際NGOの八割を「非合法化」/ 6章 暴走の加速化とウクライナ侵攻/ 7章 プーチン暴走の起点はチェチェン戦争

【著者紹介】
林克明 : 1960年長野市生まれ。ノンフィクション・ライター。業界誌記者を経て「週刊現代」記者、その後1995年1月からモスクワに移りチェチェン戦争を取材、96年12月帰国。第一作『カフカスの小さな国』で小学館ノンフィクション賞優秀賞受賞。『ジャーナリストの誕生』で週刊金曜日ルポルタージュ大賞受賞。月一回の勉強会「草の実アカデミー」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Isamash さん

    1960年生まれのノンフィクションライター林克明による2022年増補版(初版は2007年)。多くのロシアジャーナリストや政敵のプーチン政権による殺害疑惑が書かれている。著者はウクライナ侵略の原型を、チェチェン戦争に見ている。第二次戦争前のチェチェン人によるとされたテロが諜報機関により自作自演であることも示唆。特に目新しい話は無いが、あらためてウクライナ侵攻は無いだろうと話していた専門家達の無知に驚かされる。また、今後力で押さえつけているチェチェンやその他の地区での対ロシアの民衆蜂起を期待してしまうのだが。

  • だまし売りNo さん

    ロシア連邦はどこまで情けなくてみっともない醜態を晒し続ければ気が済むのか。ロシア連邦には恥と言う概念が微塵もないのか。

  • Francis さん

    ロシアによるウクライナ侵略を受けて出版された増補版。原著はロシアのプーチン政権によるチェチェン戦争、そして地チェチェン戦争を利用したプーチン政権の強権化を論じた。チェチェン共和国初代大統領ドゥダーエフはロシアの暴走を今チェチェンで止めなければいずれウクライナまでロシアの手は及ぶと預言したとの事。今まさに現実になった。私もアムネスティ・インターナショナル会員としてチェチェン戦争、あるいはアンナ・ポリトコフスカヤさんなどロシアのジャーナリストに関心を持っていたが、戦争を止められなかったのは本当に悲しい。

  • タキタカンセイ さん

    『チェチェンで何が起こっているのか』の著者によるプーチンのウクライナ侵略の原因を探る本。全てはチェチェンから始まった、という言葉に深く頷く。黒井文太郎氏はシリアでの蛮行を挙げているが林氏はチェチェンでの暴虐を国際社会が見逃していたことを批判している。また、ウクライナ侵攻に対する国際社会の反応を、チェチェン弾圧、シリア介入と比べて、批判的に述べている。いずれにしても世界がプーチンの悪行を黙認していたことが今回の事態に繋がったのは間違いないと思う。

  • creatoyama さん

    今のウクライナ侵略は、チェチェン戦争から続いている。チェチェン戦争の時は私も全くの無学だった。こうやって、チェチェンの時のことを読んでいるとプーチンロシアのやっている事は全く変わってないことがわかる。まるで現実とは思えない出来事。一つ一つの事は詳細はわからないが、話半分で聞いても確実に変わらないことが行われているものと思われる。また、著者は最後の方にアメリカや日本に関しても大国の横暴として人権侵害がおこなれて来たことに関しても言及している。戦いに勝ったものが正義と某マンガの中でも言っていたが注意が必要。

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