台北 國立故宮博物院を極める とんぼの本

板倉聖哲

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106021862
ISBN 10 : 4106021862
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,157p

内容詳細

中華文明8000年の美の殿堂を丸ごと案内。玉器・青銅器から水墨画まで、美術史の流れを踏まえその凄さを語る。台北アート&グルメ情報付き。台北故宮博物院で中国美術を見て、堪能し、極めるための1冊。

【著者紹介】
板倉聖哲 : 1965年、千葉県生れ。88年、東京大学文学部美術史学科卒業。96年、大和文華館学芸部部員、99年、東京大学東洋文化研究所助教授。現在、同准教授。研究領域は東洋、特に中国絵画史

伊藤郁太郎 : 1931年、大阪府生れ。55年、東北大学文学部美学美術史学科卒業。安宅産業株式会社入社後、安宅英一氏のもとで安宅コレクションの収集に携わる。77年、退社。82年、大阪市立東洋陶磁美術館設立とともに館長に就任、2008年、名誉館長。東洋陶磁の普及、研究業績により、1986年、小山冨士夫記念賞受賞、95年、韓国政府より文化勲章を受ける。2003年、文化庁長官表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ウメ さん

    来週に迫った台湾旅行を前にちょっと予習。展示品は膨大な作品群の中から適宜入れ替え展示されているため、見たい作品と出会えるには運も必要らしい。願わくは、郎世寧の絵がひとつでも多く見られますようにー!

  • がんぞ さん

    有名な翡翠の白菜だが、由来は伝承されるのみ。材質、職人の産地も如何なる工具技法用いたかも不明(だから同じ物は造りようがない)なのが東洋的。翫味し評価するのは皇帝だけ、で満足して、工芸品の技法を継承し発展させる考えがなかったものと見える。台北の建物も立派だが、紫禁城は皇帝一人(ほかに宦官以外の男子が入るとすれば皇太子だけ)のために贅を尽くしたもので、まるで現代資本主義社会の超資産家みたい。その権威も覇道に過ぎないとアヘン戦争で挑戦した英国は、あまりにも野蛮だから歴代征服者のように中華文化に取りこまれなかった

  • のり さん

    注目してもらいたい絵の一部分は拡大して説明があり、全体像からは見えにくい筆遣いや見逃しそうな小さな絵がよくわかりました。故宮のお土産一番人気は白菜グッズ。嫁入り道具として、白菜にキリギリスとイナゴを彫刻した翡翠にはちょっと笑ってしまいました。濡れた手で飲み口を触れるとキーンと音がするというお土産の茶碗が気になります。汝窯青磁のお皿の色合いがきれいであのような器が欲しくなりました。中国文明8000年の結晶、中国美術の凄さを実感できます。実際に行く機会があれば、再読して訪れたいです。

  • 骸骨 さん

    台北旅行の予習としての一冊。北宋時代の山水画の紹介がメインである。が、私が行ったときには、ここで紹介されるような山水画はあまり展示されていなかった。しかし、山水画にとどまらず、玉器や陶磁器、書、これだけは見ておいた方がいいというものは挙げられているし、作者や見方などの知識もつく。ただ、内容は中国美術の初歩を抑えた人向けなので、他の薄めの本で軽く知識を入れてから読んでもいいかもしれない。一通り読めば、中国美術に魅力を感じるようになるので、故宮博物院に行くことを考えているのなら、読んでおくことをお勧めする。

  • トーマス さん

    北宋時代の書画をはじめたくさんの美術作品に対する丁寧な解説。やっぱりねえ、美術作品はこういう愛情をもってる人が書かないと面白くないんだよね。全時代、全ジャンルをこの調子で書いて欲しい。。

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板倉聖哲

1965年生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。専門は中国を中心とした東アジア絵画史

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