ハイパーたいくつ

松田いりの

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309039374
ISBN 10 : 4309039375
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
追加情報
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確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    第61回文藝賞受賞作ということで読みました。リズミカルなラップのような文章、全く退屈せずハイパワーで、朝の通勤のみで一気読みしました。ある意味で、オフィス・ホラーでした。 次回作も期待です。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309039374/

  • かみぶくろ さん

    3.7/5.0 全力で笑い取りに来てましたね。小説で笑い取るのって簡単じゃないと思いますが、わたしはけっこう笑いましたよ、光景想像するとヤバすぎて笑いましたね。ハイテンションでつらつら続く言葉の笑いセンスも高いと思いましたし、楽しかったです。小説としてなにを言いたいのかはよく分かりませんでしたが、人が人であることの哀しみみたいな大真面目なテーマがうっすら滲んでる気もしていて、おお‥と思いました。

  • chie さん

    どう受け止めていいかわからない小説だった。主人公は職場で、1000倍の支払いミスをして、周りから疎まれるようになる。ミスをする以前はどうだったのか疑わしいけれど、以来、ただ一人、チームリーダーが、執拗にコミュニケーションを図ってくるようになる。主人公は、そんなチームリーダーに、自分への悪意を見い出そうとする。そして、とうとう、チームリーダーの、自分への悪意が尻尾を現す。私は主人公にもチームリーダーにも、親近感を覚えるけれど、この小説は、それほど生易しいものではなさそうである。

  • 翡翠 さん

    これはパンク版ヴァージニア・ウルフなのか?あるいはトーマス・ベルンハルトのように思考と行動の途轍もない渦に飲み込まれた人間の妄想か?(ここらあたりでどなたかに笑っていただけると嬉しい)いや現代日本の病辺をあますことなく取り上げ、鬱屈とした日常に反旗を翻す糞テロなのか!?とふざけるのはここまでにして。冒頭はちょっと苦手な作家かも?と思ったのだが目的地までの超超特急に乗って降りれません状態。気づくとラップ調で文章を読んでいるというはじめての経験。ジェットコースターに乗った後の爽快感、楽しかった!

  • nami さん

    期待し過ぎもよくないかなと思いつつ読み始めたが、予想外の方向で期待を遥かに上回っていた。良い意味で頭のネジが何本も外れていて、好き嫌いは分かれそうだけど、個人的にはかなり好き。冒頭から「私」の脳内思考が文字となって洪水のように溢れ出て、ラップのようでリズムに乗りたくなる(笑)私の頭の中もこんな感じ。多分みんなこんな感じ...なはず。だけどそれをそのまま言うと頭がおかしいと思われるから、周りに合わせて働いているだけ。読み進めるほどに先を読み進めるのが怖くなり、「人間気持ち悪!」となる作品だった。

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