半島

松浦寿輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163231105
ISBN 10 : 4163231102
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
20cm,303p

内容詳細

寂れた島に仮初の棲み処を求めた元大学教師。謎めいた女と暮らし、現とも虚ともつかぬ世界に嵌っていく。幸せも自由も幻なのか。芥川賞作家が紡ぐ耽美と迷宮的悦楽に満ちた長編小説。〈受賞情報〉読売文学賞(第56回)

【著者紹介】
松浦寿輝 : 1954年東京生まれ。東京大学教授(表象文化論・仏文学)、詩人、小説家。1988年詩集『冬の本』で高見順賞受賞。1995年評論『エッフェル塔試論』で吉田秀和賞、1996年『折口信夫論』で三島由紀夫賞、2000年『知の庭園―一九世紀パリの空間装置』で芸術選奨文部大臣賞受賞。同年「花腐し」で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 浦 さん

    現実かよくわからない混沌とした描写と視点人物の内面の考察を描くことに関してはとてつもなくうまい。好きな感じだと思い読み進めていったが終盤の展開はまったく想像していなかったもので仰天してしまった。通常書いてはいけないのではと思われるものも文学のもとに書くスタイルなのか・・・。衝撃が強すぎて感想が吹き飛んでしまった・・・。

  • yamahiko さん

    心地好い酩酊感。心の奥にあるリアル。ごちそうさまでした。

  • hirayama46 さん

    架空の半島で幻想と現実のないまぜになった世界を描く連作短編。松浦寿輝の日本を舞台にした小説は都会的な印象が強かったので、新鮮な気持ちで読めました。火は退路と進路、どちらを焼いたのだろうか。

  • ophiuchi さん

    気になる作家だったけど、この人の作品を読んだのは初めて。舞台は「島」なのに、題名はなぜか「半島」。主人公にとっての現実と幻想がシームレスに書かれて、読んでいる方も酩酊状態になる。他の作品も読んでみようと思いました。

  • まる さん

    なんだか化かされた様な、とりとめのない話し… 理屈っぽい学者崩れが泥酔して呟いている感覚。 ちょっと全てをぼんやりとさせ過ぎて輪郭が無い。 暗い作品でしたね。

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人物・団体紹介

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松浦寿輝

1954年、東京都生まれ。詩人、小説家、批評家。東京大学名誉教授。著書に詩集『冬の本』(高見順賞)、『吃水都市』(萩原朔太郎賞)、『afterward』(鮎川信夫賞)、小説『花腐し』(芥川賞)、『半島』(読売文学賞)、『名誉と恍惚』(谷崎潤一郎賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)、『人外』(野間文

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