お嬢さん、空を飛ぶ 草創期の飛行機を巡る物語

松村由利子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757142718
ISBN 10 : 4757142714
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
299p;20

内容詳細

大空がもっと広かったころ少女たちは飛ぶ夢をみた。大正時代、日本人を熱狂させた飛行機乗りの女性がいた。その名はキャサリン・スティンソン。やがて日本の少女たちも大空を目指してはばたき始める―

目次 : 来日したアメリカ娘/ 二百通のファンレター/ パリと晶子と飛行機と/ 空を飛んだ女性記者/ 「空の大航海時代」と新聞/ 文学者と飛行機/ 草創期の女性パイロット/ それぞれの空へ/ ペンと飛行機を愛して/ 永遠のヒロイン―アメリア・イアハート/ お嬢さんパイロットの挑戦/ キャサリンに続く女性たち

【著者紹介】
松村由利子 : 1960年福岡県生まれ。歌人、フリーライター。84年朝日新聞社入社、翌年退社。86年毎日新聞社入社。千葉支局、生活家庭部、学芸部、科学環境部等を経て2006年6月からフリーランスに。著書に『与謝野晶子』(中央公論新社/平塚らいてう賞)、『31文字のなかの科学』(NTT出版/科学ジャーナリスト賞)、歌集に『大女伝説』(短歌研究社/葛原妙子賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Miyoshi Hirotaka さん

    人間が空を飛ぶことが信じられないことで、飛行機が飛ぶ姿を見ることだけでも大きな興奮を覚えた時代があった。そんな時、若い米国人女性が曲芸飛行をするという新鮮さに人々は昂揚した。この痛々しいほどの昂揚がわからないと飛行機の歴史はわからない。少年だった本田宗一郎、堀越次郎、糸川英夫だけではない。空を飛びたいと果敢に挑戦した女性たちがいた。飛行機が安全な乗り物ではなかった時代、航空界は冒険と挑戦の山で、課題はどれも命がけ。自分の可能性を一点の曇りなく信じ、目標に向かって突き進んだ先人たちの生き方は素晴らしい。

  • みーまりぽん さん

    大正5年(1916)、女性パイロットとして初めて日本の空を飛んで魅せたス嬢ことキャサリン・スティンソン。彼女の飛行は、おりしも自我に目覚め始めた日本の若い女性たちに大いなる熱狂や憧れをもたらした。やがてその中から、日本女性のパイロットも誕生してゆくが、華々しく空を舞う「新しい女」たちへの風当たりは強く、ゴシップ記事につぶされたり、戦前には一等操縦士の規定「19歳以上の男性」という壁があったり。結果、飛行機を巡る物語は、女性の地位向上・男女均等を巡る物語である。しかし・・・勇敢で可愛い少女はやっぱええなあ♪

  • ともがら さん

    荻野吟子さんを書いた「花埋み」を読んで以来、女性で初めてということに興味がわき、いろいろな分野のものを読んできた 今でも多くのハラスメントは女性に対してが多く、それらを乗り越えてこられた先駆者には、ただただ敬服します また軍隊と新聞社の飛行機でのつながりの章があり、たまたま先に神立尚紀氏の「零戦」を読み終え、松村さんのエピローグでの「飛行機が戦争やテロに利用されることのないよう」に思いを同じくにします

  • 空飛び猫 さん

    空への憧れ。 地上の障害。 女性の社会進出の象徴として。

  • takao さん

    ふむ

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