松本零士 不滅のアレグレット 完全版 単行本未収録作品9点+カラヤンほかクラシック名演CDつき

松本零士

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784099430344
ISBN 10 : 4099430340
フォーマット
出版社
発行年月
2018年12月
日本
その他
CD付き
追加情報
:
400p;26

内容詳細

入手困難だった幻の名作が完全版で甦る!

かつてFM誌「FMレコパル」に連載されていた「ライブコミック」から、松本零士氏の作品のみを集めた単行本『不滅のアレグレット』(1979年刊行)。カラヤン、フルトベングラーといった名指揮者やクライスラーなどの名演奏家たちの生き様を松本零士氏ならではの独特の世界観のなかで描いたこの作品集は、ファンの間でその存在が語り継がれながらも久しく手に入らなかった知られざる名作。

この単行本に、未収録作品9点(単行本刊行以前4点、刊行以後5点)を加え、作品で言及されているクラシックの名曲を収めたCDを同梱した豪華完全版を松本零士氏80周年記念として刊行。

未収録作品は「大悲愴序曲 チャイコフスキー」「消えない惑星〜ホルスト〜」など。バンドルされるCDはドイツ・グラモフォンなどの名門クラシックレーベルを持つユニバーサル・ミュージックの音源を使用。表題のベートーベン交響曲第7番第2楽章『不滅のアレグレット』(フルトベングラー&ベルリン・フィル)を始め、ホルスト組曲『惑星』(カラヤン&ウィーン・フィル)などの名曲が並ぶ。

松本零士氏ファンはもちろん、コミックでわかるクラシック入門本としても楽しめる絶好の1冊!

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読書メーターレビュー

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  • こうすけ さん

    松本零士による、クラシック音楽を題材にした作品集。作曲家が生きたヨーロッパと、戦後の日本を繋ぐのが絶妙。松本零士って、宇宙とかSF的な描写がうまいのかと思っていたけど、四畳半に住む貧乏な若者の描写がうますぎて驚いた。

  • ムーミン2号 さん

    単行本未収録作品や松本零士インタビューが読めるというのはファンには垂涎ものだろうし、判型もB5版とコミックとしては最適。加えてマンガとも関連のある曲が収められたコンピレーションCDまで付属しているのだから、至れり尽くせりだろうが、クラシックは好きでも正当な松本零士ファンでないワタシには、「猫に小判」「豚に真珠」的なコミックだった。マンガの内容もワタシの理解を超えるものが多く、ほとんど没入できなかったと告白せざるを得ない。松本零士作品は一つ二つ読んだだけだが、ほぼ記憶できていないのだから、それも無理ないか?

  • さばずし2487398 さん

    1970〜80年代にかけてFM雑誌に掲載された音楽家達のライブコミック短編集。各話ともその人生だけでなくとある人々の人生も交差して行く。殆どの話が音楽家達の悲哀とリンクして切なくも、どこかに希望が光る。氏の画の美しさが大判で迫って来て読み応え抜群。『夜、窓を開けると宇宙が入って来る』という台詞を味わいながら付録のCDを聴くとまた新しい世界が与えられたようで嬉しい。けれど最後の曲が戦時中のベートーベンのモノラル録音というのは本作の核を表している気がする。そんな中でもカラヤンと夫婦のほのぼのエピは好きな一編。

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人物・団体紹介

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松本零士

1938年1月25日、現在の福岡県久留米市に生まれる。本名、松本晟。小学生の頃からマンガを描き始め、地元紙などに投稿、採用されている。1953年、「漫画少年」にて第1回新人王を受賞しデビュー。翌年、同誌2月号に『蜜蜂の冒険』が第1回新人王受賞作として掲載された。1957年上京。少女誌で活躍した後、’

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