太宰治『人間失格』を読み直す

松本和也(国文学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784891767310
ISBN 10 : 4891767316
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,216p

内容詳細

閉塞した社会を人間的に生きようとすれば、破滅せざるをえない…。「人間失格」における物語の構造、そして「人間」という概念の意味を、60年を経て新たに解きほぐす書き下ろし評論。

【著者紹介】
松本和也 : 1974年、茨城県に生まれる。立教大学文学部を卒業後、同大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、信州大学人文学部専任講師。専攻日本近代文学・演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 佐島楓 さん

    第三章以降を読んだことで、自分の中の「人間失格」に対する解釈が少なからず変わった。こういう「読み」が太宰の本意だったかは永遠にわからないが。

  • も さん

    自立した物語として読む可能性を開くこと。

  • mugwort.mei さん

    『人間失格』における"太宰神話"成立の背景を踏まえ、本文をテクスト論的に、あるいは歴史的文脈の中で読み直していた。 第一章「"現代に甦った新作"太宰治『人間失格』」は個人的にとても面白く、カバーイラストから翻り、文学作品の受容のされ方や現代文化のあり様について論じられていた点が興味深く感じられた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品