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龍谷大学社会学部社会学科准教授。博士(教育学) 『東大生、教育格差を学ぶ 光文社新書』より
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東大生、教育格差を学ぶ 光文社新書
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教育格差 階層・地域・学歴 ちくま新書
松岡亮二
この商品のすべてのユーザーレビュー(1件)
投稿日:2021/02/25
父母が大学を卒業している家の子は、頭がいいから大学に行ける、といった思い込みを持つ人がいる。遺伝を重視する考えだ。しかし、本当にそうなのだろうか。生まれつき、能力にそんなに差があるのだろうか。本書が扱うのは、能力とは違った“差”が教育、特に大学進学などに与えている影響について。しかも、経験論とか限られた人数への聞き取りではなく、多くの統計データを読み解くことで、その実態に迫ろうというもの。 両親の学歴、家庭にある本の数、旅行や博物館・美術館に出かける回数などが俎上に乗せられる。 単純に書けば、両親が大卒であれば、それが当たり前として子どもは育っていく。家に本があれば、手に取る機会が増え、読解力が上がる。外からの刺激に子ども時代に多く触れることで、好奇心が刺激される。それらがそれぞれの子どもの基礎となっていく。虐待の連鎖は、“負”としてそれが現れたものだろう。 本書は地域差についてはそれほど触れていないが、学生が街中を闊歩し、書店に溢れる姿を見て育った子どもと駅前の商店街がシャッター通りになってしまったところで育った子どもの“夢”や“憧れ”に差が出るのは当然で、それと同じことが家庭でも起きているということだ。 問題なのは、教育を受ければ能力を発揮することが可能な優秀な人材が、“教育格差”のために埋もれてしまうことなのだ。そういった意味でも、“格差”が減っていくことを望まずにはいられない。
ねも さん
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ありがとうございました
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