君死にたもう流星群 MF文庫J

松山剛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784040699165
ISBN 10 : 4040699165
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;15

内容詳細

発売前から大反響 「宇宙」と「夢」がテーマの感動巨編スタート!

二〇二二年十二月十一日。それは僕が決して忘れられぬ日。
その日、軌道上の全ての人工衛星が落下し、大気圏で光の粒となり消えていった。『世界一美しいテロ』と呼ばれたこの現象にはたった一人、犠牲者がいて……! 引きこもりの少女・天野河星乃を救うため、高校生の平野大地は運命に抗う。

「まさか読み終わる頃に自分が泣いているなんて考えもしませんでした」
「切なさ、絶望、一縷の望みと試行錯誤の日々、さわりだけ読むはずが先が気になってもう止まりませんでした」
「この作品を読んで僕も夢を諦めたくなくなりました」

発売前から多くの人を感動に巻き込んだ『宇宙』と『夢』がテーマの感動巨編スタート!

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読書メーターレビュー

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  • まりも さん

    引きこもりの少女を救うため、運命に抗う少年の姿を描いた感動巨編ここに開幕。ライトノベルだけどライトノベルじゃない。この興奮と感動を少しでも多くの人と共有したい。そう思える作品に出会ってしまった。こんなにも心を揺さぶられ、胸熱くなったのはきっと自分も夢を忘れてしまったから。だからこそコスパを重視し、夢を忘れた主人公が我武者羅になって運命に抗う姿に感動し、彼が放つ輝きにやられてしまったんだろう。何かに挑戦すること。それはとても素敵なことなんだ。全ての人に読んでもらいたい1冊です。

  • ami*15 さん

    自分が思い描いていた“夢”とは何だったのだろう。「夢なんてものは九十九パーセントが叶わない」そう言って夢から逃げる大地のネガティブな発言も今となってはわからなくもないなと思いつつ、そういう私も「どうせ何をしたって自分の夢なんて叶うわけがない」と思って小学校の卒業文集に書いた夢から逃げてしまったことを思い出した。夢に関して共感できる台詞も多かったですが、星乃がなぜ引きこもるようになってしまったのか、また彼女が「地球人は嫌い」と口にした理由に関しては現代特有の恐怖からの痛みが苦しいくらいに伝わってきました。→

  • よっち さん

    ほぼ全ての人工衛星が落下した大流星群から三年。たった一人の犠牲者・天野河星乃を救うため、全てを諦めかけていた平野大地が希望を見出し運命に抗う物語。宇宙飛行士だった両親の夢を追いかけていた星乃。コスパ重視だった人生も彼女を失いやる気をなくしていた大地。希望を見出すものの思うようにうまく行かなくて、それでも大切なものを取り戻すという熱い決意を胸に、危機になりふり構わず奔走して、醒めていた大地自身もまた変わってゆく展開はテンポも良くて、変化したことがこれからどう影響していくのか、非常に楽しみな新シリーズですね。

  • もも さん

    発売前から話題になっていたようで、気になって購入。最初は亡き友人の影を追い続ける大地の姿が切なくて読み進めるのに辛いものがありましたが、そこを抜ければ一気でした。まだまだ序盤って感じでしたが、この物語がすごく面白いってことはよく分かりましたね。特に終章があたたかくて、それにワクワクしました。人に傷つけられ、自身も人を傷つけてしまった、「地球人は嫌い」な星乃。それでも新たな一歩を踏み出した彼女と彼女を助けようと走る大地のこれからがとても楽しみになりました。はじめはよく解らなかった『A×C=P』の意味が素敵。

  • むっきゅー さん

    自分自身を振り返ってみて、痛い所をつかれたなーと思いました。主人公の大地の考え方が、要領よくコスパ重視で無難に生きていくタイプ。「夢が足りない」の言葉どおり。嫌な部分で主人公に自分を投影して読んでしまいました。本作、いわゆる過去改変もので、宇宙で死んだ大切な女性を救うため、彼女と初めて出会った高校生の頃にタイムスリップして、人生をやり直す話。伏線も多く、物語の全容はまだハッキリしませんが、面白かった。期待のシリーズですね。

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松山剛

東京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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