古文解釈のための国文法入門 ちくま学芸文庫

松尾聰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480099402
ISBN 10 : 4480099409
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
松尾聰 ,  
追加情報
:
672p;15

内容詳細

助詞・助動詞・敬語等、豊富な用例をもとに語意を吟味しつつ、正確な古文解釈に必要な知識を詳述。多くの学習者に支持された名参考書。解説 小田勝

【著者紹介】
松尾聰 : 1907‐97年。東京に生まれる。東京帝国大学文学部国文学科卒、同大学院(旧制)修了。学習院大学名誉教授。文学博士(東京大学)。専門は平安時代の文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アメヲトコ さん

    2019年9月文庫化、もとは73年刊。文庫とは思えないほどの大部の書ですが、古文を読む人にとっては座右におきたい一冊。「入門」とは冠されていますが、基本的な古文の文法用語の理解を前提としているので、高校の古文を一通り習った人が改めて通読すると、こういうことだったのかと随所で目から鱗が落ちます。本書の特長はそれぞれの助動詞や助詞などの用例を古典から丹念に拾い上げて検討していることで、まだパソコンやデータベースなどもなかった時代の作であることを思うと著者がかけたであろうすさまじい労力に圧倒されます。

  • toiwata さん

    文法というよりは、用例集であるとの感想を持った。個々の説明について具体的な根拠の記述は非常に圧縮されており、正直、ついて行くことは難しい。1970年代当時の大学受験生は普通にこなしていたようなので世情の隔絶と言うしかない。あと、小田勝國學院大學教授による解説に、さりげなくすさましきことが書いてあり驚いた。”-まだ国文学と国語学はぴったりと寄り添っていた。本書はそんな時代の空気を今に伝えている。” p. 659 (ラテン語の文法から切り離された神学研究があり得るだろうか、という意味での驚き。)

  • ヤベ さん

    時間があるのでノートをとって勉強しながら読んだ。この本は内容が非常に詳細でまじめに取り組んだのは地獄の苦しみだったが読後の達成感は強かった。古典文法がほんの少し体得された。

  • kinkswho さん

    古文の読解に必要な助動詞、助詞、敬語について単語レベルで網羅的に説明している。 ここまで一つ一つの用語について豊富な用例を使って解説している参考書も珍しいのではないか。 特に上代に使用された用語も比較的詳しく取り上げているので、万葉集・古事記・日本書紀の読解にも役立つ。 全編読み通すにはボリュームが多いので、古典を読む際のリファレンスとして使用するのが良いかも。

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