ニャン氏の童心 創元推理文庫

松尾由美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488439095
ISBN 10 : 4488439098
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
243p;15

内容詳細

田宮宴は中堅出版社「プラタナス書房」の女性編集者。新人ではないものの、編集長や他の編集者の代理でお使いを頼まれる日々。こんな仕事ぶりでいいのか、と悩みながら歩いていると、袋小路で人が煙のように消えてしまった?! 実はその人物は警察官で、ひったくり犯を追っていたらしい。宴は担当するミーミ・ニャン吉先生の事務所で、その出来事を秘書の男性に話し始めると――。タキシードを着たような黒地に白の賢そうな猫を従え、秘書の男性がその出来事の解釈をしてくれるのだが……。愛すべきニャン氏の事件簿パート2、出来だニャ。

【著者紹介】
松尾由美 : 1960年石川県生まれ。お茶の水女子大学卒業。89年『異次元カフェテラス』を刊行しデビュー。91年「バルーン・タウンの殺人」がハヤカワSFコンテストに入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    主人公役が、家電配送のバイトをする佐田君から童話作家ミーミ・ニャン吉の編集担当の宴さんに代わってのお話。ミーミ・ニャン吉せんせーは『ふくろう小路の猫探偵』と言う作品を本作中では鋭意執筆していますが、過去作には「タマ、お前だったのか……」と、項垂れる男が印象的な作品を書いていた事間違いないっすね。本作はね、緩いボケはそのままに、大袈裟なボケとハッキリしたツッコミが希薄化してしまった気がするので、インパクト薄まってしまった様な気がするかなぁ。

  • したっぱ店員 さん

    ねこのニャン氏が探偵役という飛び道具設定と、意外にきちっとした謎解き部分の配分が良く、気持ちよく読めるシリーズ第二弾。といいつつ、「土手の桜」の章はちょっと無理があるような気もするがそれはそれで。今回「ニャーニャー」だけで埋まるページが少なかったのも残念(?)。なかなか丸山の後を継ぐ人材が見つからないから次も出そう。楽しみに待ってます。宴さん、ブローチどこかにつけてあげてー。

  • ぽぽ♪ さん

    ニャン氏が可愛くて仕方ないです。そして、ニャン氏の言葉を忠実に通訳する秘書の丸山も、真面目な顔してニャンを語尾に付けるのが可愛い(笑) 「ニャン氏のクリスマス」がお気に入りです。ブローチ、付けてくれるかな?

  • harupon さん

    シリーズ第2弾。今回の語り手は童話作家ミーミ・ニャン吉の担当編集者田宮宴。実業家でもあるニャン氏が、宴の周りで起こった事件の解決にかかわる。通訳兼運転手兼秘書の丸山もなんとも不思議なキャラ。謎解きも面白くてハマります。

  • 本木英朗 さん

    日本の女流現代ミステリ作家のひとりである、松尾由美の短編集のひとつである。仕事に悩む女性編集者の田宮宴はある日、袋小路で人が忽然と消えるという事件に遭遇。謎の実業家にして童話作家のミーミ・ニャン吉先生の事務所で、秘書の丸山にその不思議な出来事について話すと、そばにいた猫が何かを伝えようとするかのようにニャーニャーと泣いている――という「袋小路の猫探偵」ほか5編を収録。さすがはニャン吉先生、そして作者である。俺は分からなかったけれど、それでもいいのさ。とにかく読もう、それしかないってば! 満足でした。

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松尾由美

1960年、石川県生まれ。1991年に「バルーン・タウンの殺人」で、ハヤカワ・SFコンテストに入選、作家活動を開始する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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