108

松尾スズキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065136621
ISBN 10 : 4065136628
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
204p;20

内容詳細

108―それは煩悩の数。妻からの思いもかけない告白。脚本家・海馬五郎が挑む悪夢の決算!苦悩と笑いの痛快長編。自らが監督・脚本・主演・小説に挑む、一大プロジェクト、映画同名小説先行発表。

【著者紹介】
松尾スズキ : 1962年、福岡県生まれ。1988年、舞台「絶妙な関係」で大人計画を旗揚げ。以降、主宰として数多くの作品の作・演出・出演をつとめる。1997年『ファンキー!―宇宙は見える所までしかない』で第41回岸田國士戯曲賞、2001年『キレイ―神様と待ち合わせした女』で第38回ゴールデン・アロー賞演劇賞を受賞した。2004年『恋の門』で映画監督デビューし、第61回ヴェネツィア国際映画祭に出品、2008年『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。小説では2006年『クワイエットルームにようこそ』、2010年『老人賭博』、2018年『もう「はい」としか言えない』の3作で芥川賞にノミネートされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    松尾 スズキ、芥川賞候補作『もう「はい」としか言えない 』に続いて2作目です。本書は、煩悩官能妄想復讐コメディ、愉しく読みましたが、これでは芥川賞は受賞出来ません(笑)本書は映画化(驚き)されるようですが、 https://realsound.jp/movie/2018/11/post-273963.html R18での上映でしょうか? 【読メエロ部】

  • なゆ さん

    とにかく今はとことんバカバカしいのを読みたくて松尾スズキチョイス、で大正解。海馬五郎って、松尾氏の分身ともいえる人物だったっけ。妻が浮気っぽい気持ちにあるのに激怒するも、離婚となると財産半分持っていかれるのもイヤ、ならば2千万円使い切ってやろう。しかも風俗で。どうせなら108人の女と。妻に対する復讐だ、って話。あーでも女の沼までくるとエロもエロでなくなるわ。こんなの松尾氏の願望妄想小説やん、絶対映画化なんて無理やろーと思ってたら、すでに映画化されとるやんー!しかも松尾スズキ監督・主演って、絶句!

  • れみ さん

    妻の裏切り(?)を知り、復讐を決意した主人公・海馬五郎の奮闘。いやもう、ほんと馬鹿馬鹿しくくだらないんだけど、海馬が真剣すぎるせいか、なんだか哀しい。で…読み終わって著者プロフィールに「本作は2019年秋、映画公開が決定している」とあってびっくり。これを映像に?ていうか映画館で上映?すごいな…。

  • takaC さん

    なかなか無茶苦茶でした。島から帰ってこれるのだろうか。

  • Tui さん

    読み終えて、帯を改めて見て、思う。これどうやって映画化するの?たしかに主人公の海馬は松尾スズキで脳内再生可能。他の登場人物も、大人計画界隈の面々が浮かぶ(こともあり)。あとこの、赤文字に黒ブチ…どこか見覚えのある装丁だなと思ったらあれだ、ディズニー映画『101』(101匹わんちゃん、の実写版)のタイトルデザイン。わざとかな?さて、ストーリーについては書きようがないので割愛させていただきます。そうとうにチャレンジングな作品になるのは間違いないですね。がんばってー。

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