我関わる、ゆえに我あり 地球システム論と文明 集英社新書

松井孝典

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087206319
ISBN 10 : 4087206319
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
222p 18cm

内容詳細

地球を俯瞰すれば人間が分かる。惑星物理学の第一人者が、宇宙からの視点で人類の緊急課題を解明する。

目次 : 第1章 地球を俯瞰する視点(内からの視点では世界は語れない/ 月の石が教えてくれたもの/ 地球はシステムである/ 地球システム論で文明を定義する)/ 第2章 文明の変貌と人間論(ゴーギャンはなぜ文明を問うたのか/ 宇宙観はいかにして変化したか/ 歴史観を変えた放射性元素の発見/ 科学の発見は人類に何を及ぼしたのか/ 「神のつくりし世界」vs「人間世界」/ 観念的な人間論からの脱却/ 源デイ哲学はいかにして生まれたか)/ 第3章 「内部モデル」という宇宙(人と自然を結ぶ認識のメカニズム/ 内部モデルはいかに共有されるのか/ 哲学的人間論とは認識論である/ 科学はなぜ全体を問えないのか/ 我は外界との関わりの中でつくられる)/ 第4章 人間圏の未来(「分かる」から「納得する」へ/ 地球学的人間論を前提として/ 「均質化」は何を意味するのか/ なぜ「拡大」が問題なのか/ 「3.11」と人間圏の創造/ 我々は「自然」を知り得たか)/ 第5章 普遍を探る者として(我々は宇宙をどこまで知り得たのか/ 我々は地球をどこまで知り得たのか/ 科学はまだ生命を定義できていない)

【著者紹介】
松井孝典 : 1946年生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科博士課程修了。専攻は地球惑星物理学。NASA客員研究員、マサチューセッツ工科大学招聘科学者、マックスプランク化学研究所客員教授、東京大学大学院教授を経て同大学名誉教授。2009年4月より千葉工業大学惑星探査研究センター所長。行政刷新会議民間議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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松井孝典

1946年静岡県生まれ。千葉工業大学学長。東京大学理学部卒業、同大学大学院博士課程修了。専門は地球物理学、比較惑星学、アストロバイオロジー。NASA客員研究員、東京大学大学院教授を経て東京大学名誉教授。2009年より千葉工業大学惑星探査研究センター所長。12年より政府の宇宙政策委員会委員(委員長代理

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