殺人現場は雲の上 傑作ユーモア推理小説 光文社文庫

東野圭吾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334715632
ISBN 10 : 433471563X
フォーマット
出版社
発行年月
1992年08月
日本
追加情報
:
16cm,259p

商品説明

通称エー子とピー子は、花のスチュワーデス。同期入社で仲よしコンビ。容姿と性格はかなり差がある。この二人が奇妙な事件に遭遇するユーモア連作小説。

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    7つの短篇を収録。東野の比較的初期のものと思われる。私がこれまでに読んだ東野作品の中では最軽量級。一応はミステリーの形を取ってはいるが、犯行の動機もトリックもいたって場当たり的である。探偵役はフライト・アテンダント(作品中ではスチュワーデス)の早瀬英子(通称エー子)で、合い方は道化役のビー子。主人公の命名からして軽さがわかるというもの。後年の東野作品に見られるような社会性は全く見る影もないし、人気作のガリレオ・シリーズのような謎解きの妙味もない。まあ、本作は堅いことを言わずに楽しむべきものか。

  • Tetchy さん

    パズルあり、日常の謎系あり、殺人事件ありと色んなヴァージョンが楽しめる短編集。しかしスチュワーデス(今ならキャビン・アテンダントだから、この辺は次回重版時に改訂しないのだろうか)の凸凹コンビという主人公と内容の軽さゆえに数日経ったら忘れてしまいそうなキオスクミステリだ。実際旅先、出張先の売店で購入し、片道の車内や機内で読み終わってしまう。主人公らの職業柄、空港や機内と場所が限定されるせいか、場面のヴァリエーションに乏しく、それがためが総体的に小手先ミステリのような感じが否めない。

  • Kircheis さん

    ★★☆☆☆ 頭脳明晰なエー子と天然なビー子のスチュワーデスコンビが様々な事件に関わる短編集。 軽い感じで読めるんだけど、『しのぶセンセ』シリーズみたいにキャラが濃くないんで感情移入できない。 エー子とビー子という無個性なネーミングも感情移入できない一つの要素と言えよう。 東野作品の中では、ワースト候補だと思います…ごめんなさい(>人<;)

  • 夢追人009 さん

    東野氏のスチュワーデス・エー子とビー子が活躍する事件簿7編の連作短編集。エー子は英子で良いとしてビー子の呼び名は大分無理がありますがまあ彼女の愛嬌に免じてよしとしましょう。適度なユーモアに微苦笑を誘われ、どれもが意外性のある推理ストーリーでコクと深みには欠けるものの気軽にサラサラと読めて楽しめるライトな作品集です。タイトルは完全に後付けで機上の殺人は皆無ですがそこはご愛敬で、クリスティー女史の「雲をつかむ死」が飛行機内での殺人ミステリーとしては有名ですので機会があれば挑戦されたら如何かなとお奨めしますね。

  • 再び読書 さん

    ドラマのスチュワーデス(この言葉自体が古い)刑事みたいな軽いノリのエー子、ビー子のコンビが難(何、軟)事件を解決する。気楽に読める本。ノリは赤川次郎や東川篤哉を彷彿させる、失礼な言い方をすればユーモアお気楽ミステリー。「秘密」「手紙」の様な感動は無い。時にはこんな感じも良いだろうって感じです。特に東野氏が書かなくても良い本、悪く言えば依頼され、原稿代稼ぎ程度の軽いノリでしょうか?面白いがすぐ忘れる本。

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人物・団体紹介

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東野圭吾

1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年『放課後』で第三十一回江戸川乱歩賞を受賞。専業作家に。99年『秘密』で第五十二回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第百三十四回直木賞、第六回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第七回中央公論文芸賞、13年『夢

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