半端者 ススキノ探偵シリーズ ハヤカワ文庫JA

東直己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150310257
ISBN 10 : 4150310254
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
16cm,431p

内容詳細

授業にも出ないで昼間から酒を飲み、思い通りにならない現実に悩みながらも、また酒を飲む。ひょんなことから知り合った謎のフィリピン女性、フェ・マリーンと恋に落ちた大学生の“俺”は、行方不明となった彼女を捜して、ススキノの街をひたすら走り回る。若き日の“俺”、高田、そして桐原の人生が交錯し、熱く語らい、ときに本気で殴り合う。デビュー作『探偵はバーにいる』の、甘く切ない前日譚が文庫オリジナルで登場。

【著者紹介】
東直己 : 1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。北の歓楽街ススキノでその日暮らしの一方、家庭教師、土木作業員、ポスター貼り、カラオケ外勤、タウン誌編集者などあまたの職業を経て、92年『探偵はバーにいる』で作家デビュー。2001年には『残光』で第54回日本推理作家協会賞の“長編および短編集部門”賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥 さん

    ススキノ探偵シリーズ。主人公の「俺」が探偵となる前の前日譚。高田も俺もまだ大学生。のちに登場する人物もちらほらと。そんな時代もあったのねっていう感じのお話。★★★

  • 眠る山猫屋 さん

    やっぱり、好きだなぁこのシリーズ。現在は中年真っ盛りの主人公、未だ二十代の夏。現在の彼に続く根底が語られる。まだまだ喧嘩は弱いけど、心意気はこの頃から変わらず、殴られても軽口は忘れない。好きな女を案じ、嫌いなヤツを嵌め、赦せない出来事を断じる。あぁ親近感(笑)

  • Yuna Ioki☆ さん

    若かりし頃の俺。無鉄砲で怖いもの知らずで考え無し。当然危ないめにも会うが、まだまともな喧嘩の仕方もわからないので常にやられっぱ(笑)タイトル通り何もかも半端。でも半端だからこそできることもある。青臭い時代のほろ苦い経験や無茶な行動で培った経験が俺を作っているのは確かなんだよな。さて、ススキノ探偵シリーズ後1作。なんとか読み切れそうだな。

  • asa.com さん

    ススキノ便利屋シリーズ前章。 『探偵はバーにいる』の俺がぐだぐだ大学生の頃のお話。 高田と『失楽園』を原語で読む自主ゼミに出席、家庭教師のバイト、それ以外はススキノで酒を飲み博打で稼ぐ。 俺が喫茶店モンデがある現在の住まいに引っ越す羽目になった。 今もお馴染みケラーに毎日通いながら、ススキノで起こる騒動がどたばたと展開。 マドンナ役のフィリピンダンサー、ピンキーことフェ・マリーンとの恋も織り交ぜ、内容はさておきファンを楽しませる一冊! あの人、この人!桐原や桜庭がこんなとこに〜!おーーーーー(感心)

  • HiroshiKzk さん

    若き頃の“俺”を中心に話は進むわけですが既にいい飲みっぷり。面白かった。

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東直己

1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。92年『探偵はバーにいる』で作家デビュー。2001年、『残光』で第54回日本推理作家協会賞の“長編及び連作短編集部門”賞を受賞

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