スクイッド荘の殺人

東川篤哉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334914592
ISBN 10 : 4334914594
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
追加情報
:
393p;19

内容詳細

閑古鳥さえ寄りつかない鵜飼探偵事務所に、待望の依頼人が訪れた。その男は、なんと烏賊川市の有力企業社長・小峰三郎。三郎は、クリスマスに宿泊するスクイッド荘に同行し、脅迫者から自分を護ってほしいという。断崖絶壁に建つ奇妙な形のスクイッド荘は大雪に見舞われ、いかにも怪事件が起こりそうなムード。探偵と助手が酒と温泉にうつつを抜かしている間に、殺人者はひたひたと忍び寄り…あっちもこっちも不審者だらけ!驚天動地の真相とは!?

【著者紹介】
東川篤哉 : 1968年、広島県尾道市生まれ。岡山大学法学部卒。’96年、鮎川哲也編『本格推理(8)』に「中途半端な密室」が初掲載。2002年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」に選ばれ、『密室の鍵貸します』で長編デビュー。’11年、『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aquamarine さん

    シリーズ13年ぶりの長編。ボディガードを頼まれ、スクイッド荘を訪問した鵜飼探偵と流平。雪のためクローズドサークルとなってしまったそこで殺人が起こる。一方で現地に行けない砂川警部たちは20年前に起きたバラバラ死体事件の回想をし…。何度も起きるドタバタ劇はこのシリーズの味だが、久しぶりの長編で油断した!終盤の凄い勢いの収束はそのドタバタに大量の伏線が仕込まれていたことに気づかされる。ずるいといえばずるいのだが、なんとも味のある三つのエピローグが小憎らしく美しく大満足。次は探偵の推理がピリッと効く短編集を是非。

  • 雅 さん

    ドタバタしたユーモアミステリー。ゆる〜い感じが魅力。堪能しました

  • 猿吉君 さん

    烏賊川市9作目、久々の長編にワクワクしました。@あくまでもイカにこだわるその姿勢、好きです(笑)A砂川・志木コンビも活躍、ファンには嬉しい。B容疑者側の3兄弟の区別がよく判らなくなり、ちょっと混乱しました。Cトリックについては言えばそんなにダイナミックな印象は無かったです。Dいつもとは違う終わり方、たまにはこういうのもアリか。点数75/100→過去の長編と比較すると若干のパワー不足は感じるものの、水準以上のクオリティ、出来れば長編でいつまでも続けて欲しいシリーズです。

  • yukision さん

    初めて読んだ(と思う)シリーズだが,関係性はすぐに掴め,スルスル読めた。探偵コンビと刑事コンビがそれぞれの場所で一つの事件を追うが,全編コメディタッチで映像が浮かぶようだった。ずっとふざけているようでいて,きちんと伏線回収もされ,ミステリーとしても楽しめた。

  • オーウェン さん

    13年ぶりに帰ってきた烏賊川シリーズ。 どうやらこのシリーズは年を取らないらしく、鵜飼と戸村の関係も変わらずに探偵業を細々と続けている。 ボディガードとして離れにあるスクイッド壮に向かうが、雪によって出ることの不可能な状態に。 古典ミステリの様な設定ながらも、ユーモア溢れる会話は変わらず。 鵜飼はボケまくるし、戸村は不運に巻き込まれる。 刑事コンビもボケまくる。 20年前の事件が本編に絡んでくるのだが、その言い方は予想しなかった領域。 唯一の残念は朱美が一切関わらなかったことか。

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東川篤哉

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクトで長編デビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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