よみたい万葉集

村田右富実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784901908948
ISBN 10 : 4901908944
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
138p;21

内容詳細

現代の人々と共通する気持ちと、当時の人だけが持つ感覚、こころを感じる歌物語をイラスト満載のフルカラーで紹介しています。
ちょっとしたコラムページでは万葉集の歌から当時の人々の生活、価値観が垣間みえます。
基礎知識から資料編まで充実、万葉集を知らない人も、もちろん知っている人も楽しめる一冊です。

[著者紹介]
村田 右富実
1962年生まれ、北海道小樽市出身。
北海道大学大学院修了。現在大阪府立大学教授。上代日本文学専攻 博士(文学)。
主著『柿本人麻呂と和歌史』(和泉書院 上代文学会賞受賞)、監修『マンガ遊訳 日本を読もう わかる古事記』(西日本出版社 太安万侶賞受賞)


松岡 文
広島県出身兵庫県在住。イラストレーター。
2003年頃より活動。
2008年『ZAKKAな大阪』、2013年『マキノの庭のミツバチの国』(共に西日本出版社)イラスト担当。

まつした ゆうり
イラストレーター・絵本作家。
大阪芸術大学デザイン学科卒。
株式会社あちゃちゅむ企画を経て2012年から活動。
2014年『シマフクロウのかみさまがうたったはなし』(アイヌ文化財団)出版。

森 花絵
兵庫県出身。
関西大学文学部日本史・文化遺産学専修在籍。
古事記・万葉集に興味があり、ただいま勉強中。

【著者紹介】
村田右富実 : 1962年生まれ、北海道小樽市出身。北海道大学大学院修了。現在、大阪府立大学教授。上代日本文学専攻博士(文学)。主著『柿本人麻呂と和歌史』(上代文学会賞受賞)、監修『わかる古事記』(太安万侶賞受賞)

阪上望 : 1986年生まれ。大阪府貝塚市出身。甲南大学文学部卒業。大阪府立大学大学院博士前期課程修了。現在、大阪府立大学大学院博士後期課程に在学し、村田右富実教授のもとで上代日本文学を学んでいる

まつしたゆうり : 絵本作家・イラストレーター。大阪芸術大学デザイン学科卒。株式会社あちゃちゅむ企画を経て2012年から活動

松岡文 : イラストレーター。2003年頃より活動

森花絵 : 兵庫県出身。関西大学文学部日本史・文化遺産学専修在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Mijas さん

    装丁やデザインも素敵な一冊。万葉歌に添えられている挿絵デザインが、それぞれの歌にぴったり合う。あわい色彩が醸し出す雰囲気は、いにしえの世界に誘うかのよう。万葉集は勿論のこと、和歌や古典に親しむことができる。構成も興味深く、随所に工夫が凝らされている。例えば、「無常」の歌を「水沫」と「水泡」で対決させていたり、「無常とは何か」について対話形式で掲載されていたり。読者にも考える材料を与えてくれるところが良い。随所に遊び心もあるので楽しい。「ピッタリの歌人探し」をやってみたら「大伴旅人」だった!

  • G-dark さん

    万葉集の歌は約4500首もあるので全てを読むのは大変。しかし、この本には淡く優しげなイラストが添えられ、会話形式や新聞形式など様々な方法で歌の内容や時代背景等を解説してくれるので、歌を声に出しながら楽しく詠むことが出来ます。作者が誰なのかも分からないほど昔々の歌なのに、そこに詠み込まれたであろう気持ちに現代人も共感出来るのが不思議! 好きな人のことを考えて眠れなくなったり、やきもちを妬いたりする人の心は、いつの時代も変わらないのでしょうね。

  • aika さん

    勝手口からひょこっと入るような心持ちで楽しむというコンセプトの万葉集の入門書です。ロマンチストな万葉集初心者の鳥子ちゃんと、毒舌を挟みながら解説する鹿先生の漫才のようなやりとりの中で自然と万葉集の世界に浸れます。淡い色合いのイラストが可愛らしくて、万葉人たちの習慣を解説したコラムは眺めるだけでも楽しいビジュアルでした。誰かの死を悼む挽歌は二度と会えない相聞歌としてはじまったのではないかという鹿先生の解説に目からうろこ。人麻呂が詠んだ「天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ」がお気に入りです。

  • ちぃ さん

    額田王読んで以来の万葉集マイブーム(笑)当時からの人々の恋とか将来に思い悩む変わらなさにきゅんきゅんする。小ネタ、コラムが面白くてあっという間に読了ー

  • Takanori Murai さん

    富山県の高岡市万葉歴史館で「まつしたゆうり展」展を見て来ました。この本の挿絵の原画が展示されています。優しい絵が万葉歌の時代へつないでくれます。さてこの本の方ですが、万葉集をQ&Aでわかりやすく解説しているので、中学生の入門書としてピッタリだと思います。もちろん、57歳のおじさんが読んでも、満足できる濃い内容です。さて挿絵のお気に入りと、歌のお気に入りが一致したベストは、ーー夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ 大伴坂上郎女ーー 展覧会は10月7日(月)まで 

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