黒い花びら

村松友視

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309013947
ISBN 10 : 4309013945
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
20cm,202p

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読書メーターレビュー

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  • つちのこ さん

    著者は水原の半生を「酒・遊び・借金」、そして「破滅に向かった無頼派」という言葉で表現している。仕事を通して多少の接点があっただけに、無頼派と表現する水原に対する思い入れは強く、その破滅の人生を描き切ることによって、“無頼とは何か”を問いかけている。前著『トニー谷ざんす!』では、芸人トニー谷を“毒の花”という言葉で表現したが、水原弘にしろ、トニー谷にしろ、私たちが見ている彼らの姿は昼間の仮の姿に過ぎず、本当の姿はもっと別の、想像もできない崇高な空間にあったことを語っているような気がした。(2001.2記)

  • v&b さん

    岸首相→ 「デモに行く学生もいれば、野球を見ている学生もいる」→タカをくくられるための都合のよい根拠みたいな存在(水原弘)

  • harvest moon さん

    芸能人の自伝や評伝を読むのが好きだ。水原弘という歌手の存在は知ってはいたが、口ずさめる歌は2・3曲だけ。この本を読んでみて、彼のパブリック・イメージは変わらなかったが、愛憎半ばで支える仕事仲間のコメントを読むと、歌手としての才能があっての事だと思った。勝新太郎と同じく、昭和の無頼派の匂いがした。

  • nightowl さん

    世の中には、生まれついての破滅気質が染み付いてる人がいる。そのことを実感した水原弘の伝記。確かに、「夢であいましょう」に出演したり懐かしの音楽を取り上げる番組で毎年「黄昏のビギン」を歌う水原弘は想像出来ない。それでも一曲ヒットの後その人気を維持するために何かプランをしっかり立ててくれる人はいなかったのだろうかと感じる。既に享楽の味を知ってしまった「君こそわが命」ではなくデビュー曲の時点で。

  • Norihiko Shr さん

    http://ameblo.jp/puzz-l-riddle/entry-12098611350.html

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人物・団体紹介

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村松友視

1940年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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