猫はわかっている 文春文庫

村山由佳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167917692
ISBN 10 : 4167917696
フォーマット
出版社
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;16

内容詳細

“仕事と家事・育児にフル回転の私が、余命幾ばくもない猫を引き取り…”“野良出身、今は家に堂々居座るニャアが野犬に襲われまさかの!?”“火事が起きたとき妻と息子達の明暗が分れた。猫は何を見ていたのか?”人気作家7人が猫への愛をこめて贈る、謎と企みに満ちたアンソロジー。猫は何でもわかっている。たぶん。きっと…。

【著者紹介】
村山由佳 : 東京都生まれ。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞・柴田錬三郎賞・島清恋愛文学賞、21年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞

有栖川有栖 : 大阪府生まれ。2003年『マレー鉄道の謎』で日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で本格ミステリ大賞受賞

阿部智里 : 群馬県生まれ。2012年『烏に単は似合わない』で松本清張賞受賞。以後書き続ける異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは絶大な人気を誇る

長岡弘樹 : 山形県生まれ。2003年「真夏の車輪」で小説推理新人賞、08年「傍聞き」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞

カツセマサヒコ : 東京都生まれ。ウェブライターとして働きながら2020年『明け方の若者たち』でデビュー

嶋津輝 : 東京都生まれ。2016年「姉といもうと」でオール讀物新人賞を受賞

望月麻衣 : 北海道生まれ。2013年にデビュー。16年『京都寺町三条のホームズ』で京都本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    7名の作家さんに依るアンソロジー短篇集。ねこを主役又は主役級に据えたお話も愉しいです。でも『50万の猫と7センチ』読みながら、ありのままの姿を描いた、気儘な感じのエッセイが好きなんだなぁと、改めて思いました。智里さんの目を通じて描かれるねこの表情、仕草もかわええですが、それを見守る人々の視線や相好を崩す表情や傾向する姿も見てとれる様なんですよね。と思いながらニマニマ読んでいたら痛々しい事件が。(ご賢母様が仰る通り)もっとねこねこエッセイを書くが宜しいかと存じますよ。望月さんの『幸せなシモベ』も好かったな。

  • みかん🍊 さん

    猫の7人の作家さんによるアンソロジー猫好き作家さん達なのでよく分かってらっしゃる、ほのぼのした作品も多かったが、長岡さんはやっぱり苦手だった、夫婦共好きになれず、猫のように父親が違う双子ってあるのかな、「50万の猫と7センチ」「幸せなシモベ」が好きだった。

  • 里愛乍 さん

    猫が居る。猫が絡む、猫が中心、猫は知っている、猫の下僕。7人の作家さんから成る猫のアンソロジー。有栖川先生と望月先生は猫さん飼ってるの知ってるし、いつも愛を述べてらっしゃるけど、他の作家さんもそうなのかな。そこはかとない愛を感じます。微笑ましかったりブラックだったり、それぞれテイストが違うので楽しく読めました。

  • ひさか さん

    オール讀物2021年5月号特集「猫が見ていた」から、村山由佳:世界を取り戻す、有栖川有栖:江神シリーズ女か猫か、長岡弘樹:双胎の爪、阿部智里:50万の猫と7センチ、嶋津輝:猫とビデオテープ、カツセマサヒコ:名前がありすぎる、望月麻衣:猫の王子様と幸せな侍従、の7つの短編を2021年10月文春文庫から刊行。村山さんの、猫が一度だけ人の言葉を喋るという話が面白い。安倍さんの猫をめぐるコメディや望月さんの猫に寄せるストレートな思いの話は、楽しい。長岡さんは、後味の悪いお話でインパクトありました。

  • 涼 さん

    http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2022/11/post-e7646c.html 有栖川有栖さんのものは、何と学生アリスでした。

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村山由佳

1964年、東京都生まれ。作家

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