うずまき猫のみつけかた 村上朝日堂ジャーナル 新潮文庫

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101001463
ISBN 10 : 4101001464
フォーマット
出版社
発行年月
1999年03月
日本
追加情報
:
16cm,255p

商品説明

だいじなものは、小さくても確かな幸せ。

アメリカのケンブリッジに住んだ1993年から1995年にかけての滞在記。ボストン・マラソンに向けて昂揚していく街の表情、「猫の喜ぶビデオ」の驚くべき効果、年末に車が盗まれて困り果てた話、等々なごやか(?)なエピソードの中に、追悼特集で報じられたニクソン元大統領の意外な一面や、帰国後訪れた震災後の神戸の光景がキラリと光る。水丸画伯と陽子夫人が絵と写真で参加した絵日記風エッセイ集。

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これも好きなエッセイ集ですねぇ最初このシ...

投稿日:2019/02/06 (水)

これも好きなエッセイ集ですねぇ最初このシリーズは読まなかったんですけど、面白いですねぇ。

タカキヨウスケ さん | 福岡県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    村上春樹のケンブリッジ滞在記。プリンストンでの『やがて哀しき外国語』の続編。あとがきにも書かれているが、前者が真面目にアメリカに取り組んでいたのに対して、こちらは随分と肩の力が抜けている。それだけアメリカ滞在にも慣れてきたということか。軽妙洒脱な村上節が楽しめる。彼の言う「小確幸」があちこちに散見され、きっと楽しいアメリカ生活だったのだなと思わせる。もっとも、車を盗まれたりしているから、それなりに波乱万丈ではあったのだろうが。また全体的に平穏な生活を反映して、猫の話題も多い。絵は安西水丸、写真は陽子夫人。

  • mura_海竜 さん

    村上春樹さんのエッセイ。アメリカのケンブリッジ、1993年〜1995年まで、雑誌『SINRA』に掲載したもの。食べ物、ファッション、生活、音楽、ボストンマラソン、車、猫などなど。ある物語のフランチェスカさんを待っていた橋の写真がある、かなり老朽化していますね。村上さんは完全なる朝型、夜は早く寝る。きちんとした生活。生活の中に『小確幸(小さいけれども確実な幸せ)』は大いに共感しました。巻末の村上さんと安西さんのすしネタで盛り上がっている話、とても面白かった。

  • ケイ さん

    93-95 マサチューセッツ時代に書いたコラム。力が抜けていて、隅々まで微笑ましい。水丸さんの色鉛筆かクレヨン画のような絵も、奥さんの写真も。動物達の写真もほのぼのとさせる。一つの話が長いので、読みごたえもある。理屈っぽさもかわいく見える。気をてらってないと言うのかな。すっかり地元参加となったボストンマラソン、きっちりした建築家の大家さん、学生時代に飼っていたピーターの話が特にいい。後書きの水丸さんとの寿司屋談義がまたほんと楽しそう。水丸さんへの追悼の気持ちを込めて読みました

  • 抹茶モナカ さん

    93年から95年までのケンブリッジ滞在記。安西水丸さんの絵、写真をまじえ、絵日記風の柔らかいエッセイ。発売当時、何故か、読む気になれず、やっと、読んだ。ほのぼのしていて、村上春樹さん独特のユーモアもあり、軽く読める。

  • らったった さん

    毎年必ずマラソンを走るという著者。いつまでも健康で そして猫好きでいてほしいものです(^^)

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人物・団体紹介

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村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

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