神戸 闇市からの復興 占領下にせめぎあう都市空間

村上しほり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766425666
ISBN 10 : 4766425669
フォーマット
発行年月
2018年11月
日本
追加情報
:
379p;22

内容詳細

「日本一の大闇市場」とも称された神戸三宮の闇市。1945年夏以降、戦災復興とGHQによる占領政策が同時期に進むなか、多様な人びとがひしめき、せめぎあって、神戸の都心は形成された。語り継がれてこなかった当時の人びとの活動を、多角的な調査と資料で生き生きと描き出す、新たな都市空間の近現代史。

目次 : 海港都市・神戸をめぐるせめぎあい/ 第1部 戦災と占領―近代都市の戦後(海港都市の近代化/ 戦災と復興の初動/ GHQによる神戸の占領政策)/ 第2部 GHQ占領下の闇市(闇市の生成と変容―三宮・元町・湊川新開地/ 記録・表象にみる闇市)/ 第3部 闇市からの復興(在日朝鮮人のサバイバル―三宮国際マーケット/ 雑業者の台所―三宮ジャンジャン市場/ 轟音直下のマーケット―鉄道高架下のふたつの商店街/ 引揚者の拠り所―湊川公園商店街/ 暮らしと観光の復興)/ 戦後神戸の都市空間とせめぎあい―占領・復興・震災後

【著者紹介】
村上しほり : 都市史・建築史。神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究員。1987年生まれ、神戸育ち。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間表現専攻博士後期課程修了。博士(学術)。2012‐2014年、日本学術振興会特別研究員(DC2)、2014年より現職、2014‐2016年、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター震災資料専門員、2017年より(株)スペースビジョン研究所研究員。2012年、修士論文「神戸市の戦災復興過程における都市環境の変容に関する研究」で日本建築学会優秀修士論文賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • AKa さん

    神戸の三宮・元町と、新開地・湊川公園周辺の闇市(ただし、この表記は非合法的な響きを嫌ってあまり使われなかったのだが)や米軍基地について。闇市については、ジャンジャン市場の名は小学生の頃の社会科の副読本で見た覚えがあったが、米軍キャンプが三宮や新開地と言った繁華街のそばに存在していたことについては初めて知った。また、神戸の闇市=在日朝鮮人とヤクザというイメージがあったが、それは田岡一雄の自伝や、それを基にした映画、そして信奉者たちによって誇張されたものであり、…

  • ポルポ・ウィズ・バナナ さん

    一次資料に基づいて綴られた戦災から闇市の誕生そして衰退のレポート。まず闇市という言葉は45年後半には新聞では使われなくなっていることに驚く(自由市場と表記)。そして神戸と闇市となると暴力団絡みは必須と思いきやほとんど触れられず、これは大学での研究の限界と思いきや、闇市を舞台にした朝鮮人とヤクザの抗争は後者の伝記等に基づいたフィクション要素が多分にあるとのこと(そして実際に再開発においてヤクザが入り込む要素は限りなく少ない)。

  • の さん

    神戸の戦災からの復興の過程を追った本。米軍の空襲の焼け跡から「闇市」が誕生しマーケットや商店街へと変貌を遂げるまでの過程を、GHQ文書、日本の公文書、インタビュー、写真や絵や地図によって解明していく。戦後占領軍の占領下で、戦乱で生まれた浮浪者や在日外国人、暴力団や真っ当な商人まで多様な人々が集まり、独自の経済圏を築く。安価な飯屋や食堂は、不衛生で火災もしばしば起こっていたが、弱者救済策が後手に回った日本ではセーフティーネットとなり、神戸が戦後這い上がる原動力となった。闇市の街並みを五感で感じられる一冊。

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村上しほり

都市史・建築史。神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究員。1987年生まれ、神戸育ち。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間表現専攻博士後期課程修了。博士(学術)。2012‐2014年、日本学術振興会特別研究員(DC2)、2014年より現職、2014‐2016年、阪神・淡路大震災記念人と

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