真昼の視線

李承雨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000248167
ISBN 10 : 4000248162
フォーマット
出版社
発行年月
2013年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
金順姫 ,  
追加情報
:
139p;20

内容詳細

人間の内面と存在の本質を探究する知的作家として知られ、世界的にも注目を集めている韓国の作家・李承雨(一九五九〜)の長編小説。母子家庭で育ったハン・ミョンジェは、父親不在という欠乏感を埋めるべく、三十八度線に近い小さな町へ父親探しの旅に出る。そこで彼は父親と出会うが…。息子の父親探しと父親という存在からの克服の過程が「意識の流れ」の手法で描かれ、静謐で、緻密な文学世界を堪能できる一冊。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 順子 さん

    心理描写のクドさに、この著者は行間を読ませるとかないんだなと思いつつ読了したが嫌いではなかった。この父親探しのテーマはキリスト教世界観とも相まって、ザ・フーのロックオペラ「トミー」に近い・・・とここで言っても誰か分かってくれるかな。(トミーはお薦めですよ。)

  • timberbear さん

    この作家さん2冊目。翻訳の上手さもあると思うけど、淡々と進むって訳ではないのに、淡々と感じる書き方、やっぱりモノスゴク好きだ。私が好きな本が何冊も出てくるのも、嬉しい!

  • Brenda さん

    息子は父を乗り越え、やっと新たな世界へ。30歳という年齢が若いのか、そうでないのか。父子を巡るぐるぐる話を、このところよく読む。共喰い、海峡の南、そしてこの本。別にとりたてて好きなテーマというのでもないんだが。年内にもう一冊くらい出会うかも。

  • 13km さん

    うねりが効いた文体でした。哲学的な思考を記録しているかのようにも感じました。

  • カズしゃん さん

    なんかダメでした。言い直したりする文章も鼻についたし、息子を持つ身ながら、だから何なの!とイラついてしまうし。どの辺が深くて哲学的なんだろう? 良さを分かる事が出来ず残念でした。

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人物・団体紹介

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李承雨

1959年、韓国全羅南道長興で生まれる。1981年、『エリュシクトンの肖像』で「韓国文学」新人賞を受賞して作家デビュー。大山文学賞、黄順元文学賞、東西文学賞、東仁文学賞を受賞。『生の裏面』を初めとした主要作品が、フランス、イギリス、ドイツ、ロシア、日本などで翻訳刊行されている。現在、全羅南道にある朝

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