天才と狂人の間 島田清次郎の生涯

杉森久英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309404097
ISBN 10 : 430940409X
フォーマット
出版社
発行年月
1994年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232p;15

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読書メーターレビュー

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  • Akihiro Nishio さん

    大正時代、自称天才作家が若くして世間から持ち上げられ、やがて飽きられ捨てられた現実の話。もちろん天才などではなく、現代では若く中途半端な才能を消費するというのは珍しくもないのだが、当時ははじめてのことだったのだろう。問題の狂気だが、早発性痴呆(統合失調症)とされているが、本書を読む限り躁鬱病に見える。ただ、子供の時からの自惚れと尊大な態度は性格的なものであろうし、ずっと躁鬱病が続いていたと考えるのは不自然。性格をベースに、それが引き起こしトラブルが精神病状態を引き起こしたというのではどうか?

  • ほっしー さん

    弱冠20歳で出版された大正時代のベストセラー小説『地上』を書いた作家・島田清次郎の生涯を描いた伝記小説。文学的能力はあったのかもしれなが、人としては完全に破綻している。狂人ぶりを表すエピソードも多数あるが、そんな彼を助ける人たちの姿もある。偏った内容ではなく事実が客観的に書かれている。時代が作り出し、時代に抹殺された彼。持ち上げるだけ持ち上げて、見切りをつけた瞬間に落とされるのは現代も似たようなもの。その点では彼も被害者の側面があるのかもしれない。彼が忘れ去られたのは悲しいことだが、まあ自業自得かな。

  • ふみえ さん

    角川文庫版を読了。少し読みづらかったけれど興味深い内容だった。ここまで規格外の人は現代では生きられないと言うか、早くから治療対象となって行動出来ないだろうな。また、当時の出版物の売れ方が凄い。小説家を目指したくもなるな。蘆原将軍の侍従だったなんて驚き。

  • euthanasia さん

    あの蘆原将軍の侍従・島田清次郎の評伝!

  • loanmeadime さん

    川口則弘著の直木賞物語で小説なのか実話なのか、という選考時の論争に興味を惹かれて読みました。例えば、豊子という最初の妻に相当する人物は実在するのか、砂木良枝を事件後30年経って訪ねる男性は作者なのか、など、色々疑問が残ります。 直木賞物語によれば、石原慎太郎の「太陽の季節」が20万部、五木寛之の「蒼ざめた馬を見よ」が6年間で20万部だそうで、大正時代前半の30万部というのは、驚異的な数字だったのでしょう。元々、素質のある島清がおかしくなっても不思議はないのかもしれません。

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人物・団体紹介

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杉森久英

1912(明治45)年、石川県生まれ。小説家・評論家。東京大学国文科卒業。一時、中学校の教師となるが、中央公論社入社。戦後、河出書房で「文藝」編集長を務める。53年、短篇小説「猿」が芥川賞候補になったのを機に作家活動に入る。主な著書に『天才と狂人の間』(直木賞)、『能登』(平林たい子文学賞)、『近衛

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