東京の中の江戸名所図会 文春文庫

杉本苑子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167224226
ISBN 10 : 4167224224
フォーマット
出版社
発行年月
1996年03月
日本
追加情報
:
231p;16

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読書メーターレビュー

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  • やいっち さん

    本書の肝は何と言っても、「江戸名所図会」にある。「江戸名所図会 - Wikipedia」によると、「江戸名所図会は江戸時代後期の天保年間、斎藤月岑が7巻20冊で刊行した江戸の地誌である」。  本書の後書きでも作者が書いているが、「考証の確かさと、当時の景観や風俗を伝える雪旦の挿図が高く評価されており、江戸の町についての一級資料になっている」、その遺産のありがたさもだが、江戸名所図会の成り立ち自体がドラマである。

  • ぼうさん さん

    タイムスリップして江戸旅行したような気持ち。江戸名所図会の挿絵を現代と比較しながら見ると、四谷のちょこっと残ってる石垣はこんな立派だったの!とか、神田川で小舟に乗りながらぼーっと空眺めてる遊山客いるやん!とか、銀座昔から格好良すぎ!などなど、知ってる土地なのに、新発見ばかりでたのしい。また、今も残っている公園、寺社やお祭りが江戸時代からあったことを改めて読み、全く違う古今の街並がとても尊くて親しいものに感じた。杉本さんの江戸に対する愛や親密さを感じられる素敵な読み物。また東京を歩くときに読み返したい。

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人物・団体紹介

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杉本苑子

大正14(1925)年、東京に生まれる。昭和24年、文化学院文科を卒業。27年より吉川英治に師事する。38年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。53年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、61年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成14年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。29(2017)

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