ゴッホのひまわり 全点謎解きの旅 集英社新書

朽木ゆり子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207309
ISBN 10 : 4087207307
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
232p;18

内容詳細

世界の名画の中で最も多くの人に愛され、親しまれているゴッホの「ひまわり」。しかし“ひまわり”十一作品にはそれぞれ多くの謎が存在する!『フェルメール全点踏破の旅』の著者が、最新の科学的・歴史的知見に基づきながら、ひまわり全点の謎を解く。世界の美術界のゴッホ新ブームをさらに過熱させるであろう貴重な一冊!

目次 : プロローグ 十一枚の“ひまわり”/ 第1章 ベルンへ/ 第2章 “結実期のひまわり”オランダとニューヨーク/ 第3章 アルルへ/ 第4章 姿を消した“ひまわり”/ 第5章 白樺派と芦屋の“ひまわり”/ 第6章 ミュンヘンとロンドンの“ひまわり”/ 第7章 東京の“ひまわり”と贋作論争/ 第8章 東京の“ひまわり”と絵画の科学分析/ 第9章 三幅対の“ひまわり”/ エピローグ やっと巡り合った“ひまわり”

【著者紹介】
朽木ゆり子 : 東京都生まれ。ジャーナリスト。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。同大学院行政学修士課程修了。コロンビア大学大学院政治学科博士課程に学ぶ。元「日本版エスクァイア」誌副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シフォン さん

    本書によると、ゴッホのヒマワリの絵は、テーブルに置かれたものが4枚、花瓶に入ったものが7作の11枚あるらしい。昨年、大塚国際美術館で陶板の「7つのヒマワリ」を鑑賞し、芦屋に大空襲で焼失した「幻のヒマワリ」が存在したことを知り、何と残念なことかと思っていたが、そのヒマワリの経歴を知る事ができた。損保美術館のヒマワリは何度か見た事があるが贋作疑惑騒動、真作と裏付けられた決めては興味深い内容だった。現在、ナショナル・ギャラリーから「ヒマワリ」が来日中、できれば、黄色い背景のヒマワリ三作を並べて見てみたい。

  • アリ子 さん

    映画「名探偵コナン 業火の向日葵」をきっかけに読んでみたけど、とても興味深い内容でした。ゴッホのひまわり7枚のうち、行方不明の最初の作品、何とか見つからないだろうか。戦争で焼失した「芦屋のひまわり」(再現されたもの)を見に、いつか大塚美術館へ行ってみたい。

  • ほじゅどー さん

    ★★ゴッホのあの強烈な色と誇張された形。ゴッホの「ひまわり」は11枚あった。テーブルの上に置かれたひまわりを描いた4枚と、花瓶に入ったひまわり7枚である。ゴッホは花の静物画としてテーブルの上のひまわりを描いた。枯れてしまったひまわりであるにもかかわらず衰えや退廃といった印象がなく、生き生きしたエネルギーを感じる。ゴッホの「ひまわり」が人気があるのは絵が発散するこの強い生命力にある。黄色い背景の上に明るい色を使う効果も作用しているのかも知れない。

  • △土器土器ぴらみっど▼ さん

    ゴッホの絵を始め油絵全般が大好きでこの本を手に取ってみましたが、向日葵に焦点を絞った非常にマニアックな内容と感じました。巻頭にカラーで作品が載っており、それを見ながら「なるほどなー」と読めます。一見勢いに任せて描いたようにも見えるゴッホの作品ですが、ちゃんと計算して制作していたことも伺えます。著者の着眼点が素敵で新たな発見の多い本でした。再読必須。また、芦屋の向日葵は私もとても好みの色合い・構図で非常に惜しいです。

  • てくてく さん

    気負いなく読み通すことができる一冊。ゴッホを代表するひまわりの絵に焦点を当て、それぞれのひまわりの絵について訪問できるものは訪問し、訪問がかなわない絵についてはその理由などをできるかぎり明らかにし、また、日本の企業が落札したひまわりに対する贋作疑惑についてはその理由および反論を展開している。消失した芦屋のひまわりに関するくだりが印象的だった。その他にもゴッホがひまわりを描いた理由、補色やキャンバスに関する叙述にも興味を持った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

朽木ゆり子

ジャーナリスト、ノンフィクション作家。東京都生まれ。国際基督教大学、米コロンビア大学大学院に学ぶ。フリーランスライター、編集者となり、1987〜92年、『エスクァイア日本版』誌副編集長。94年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品