賢者の石、売ります

朱野帰子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163905600
ISBN 10 : 416390560X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
追加情報
:
291p;20

内容詳細

「マイナスイオンドライヤーなどの美容家電製品は廃止すべきです」。大手電器メーカーに勤める科学マニアの羽嶋賢児は、自社の目玉製品にダメ出しをするというタブーを犯し、最も行きたくなかった商品企画部に異動になる。心から科学を愛する賢児は、似非科学的な効果を宣伝して売り上げを伸ばそうとする美容家電商品を許せなかったのだ。だが正論を振りかざす彼は、鼻つまみ者扱いに。まっすぐすぎる科学愛は、美容家電を変えることができるのか!?

【著者紹介】
朱野帰子 : 1979年生まれ。2009年『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • いつでも母さん さん

    『正論』をかざして何が悪い?そうだね。でも『正論』だけじゃやっていかれないんだ・・もどかしい思いで終始この科学マニア(=鼻つまみ者)・賢児を見ていた私だった。科学マニアじゃないけど、昨今の過剰とも思える広告・宣伝に??を抱いている私なのだ。だが、溺れる者は藁をも掴む!信じる者は救われる!のもわかるのだ(汗)賢児はちゃんと?『血脇守之助』になれたよ!譲君はきっと賢児の『賢者』になれるよ!最後はなんだか温かな気持ちになれた読書だった。

  • みかん🍊 さん

    自然と科学、似非科学、未開人の私たちはPCやスマホやあらゆる科学を享受しながらも、パワーストーンや迷信や言い伝えに惑わされ踊らされる、マイナスイオンやコラーゲンなどの嘘の似非科学商品を信じてしまう、研究者が研究だけ没頭できる環境は今の日本にはない、研究費を捻出するために時間を削られ、結果を早急に出せないと予算を削られる、そんな環境の故に優秀な研究者は海外へ流出してしまう。正論を振りかざし嘘をきらう賢児は嫌われ煙たがれ、人を傷つけ自分も傷つき迷う、科学は未来へ掛る梯子になるのか。

  • ひさか さん

    別冊文芸春秋2015年9月〜2016年7月掲載。2016年11月文芸春秋刊。ニセ科学を許せない賢児の気持ちと行動にエールを送ります。「ニセ科学に嵌る人も科学に期待している」というハッピーエンド風なラストに仕立てありますが、「科学に期待する人がニセ科学に嵌る」という問題は、ちっとも解決しません。ケムに巻かれているように感じました。

  • しゃが さん

    読後感もよく、おもしろかった。人は何かで折り合いをつけて希望を胸に生きていく、自分を信じてくれる仲間や家族があるから。個性的な姉弟でユニークな衝突もあるがそれはお互いに思いやってのこと、うらやましかった。昨今の「科学」にまつわる出来事ばかりで「そうそう」を相づち打ちながら読んだ。科学の正しさを追求するする賢児は似非科学的なしくみに不器用なまでに立ち向かおうとするが…。科学と資本主義の社会、秘薬のような似非科学的効果の商品と購買意欲、科学研究とお金、難しい命題ばかり。私も○○効果のドライヤーを使っているが…

  • むつぞー さん

    似非科学が嫌いはわかるけど、そんな喧嘩を売るような言い方をしなくてもいいのでは?でも彼には怒るだけの理由はあったのですね。 個人的には似非科学だと解っていても、どこかちょっと気休めに思っている部分もあるのです。 問題は似非科学ではなくって、それで儲けよう、騙そうとしている人たちなんだよね。 特に病気や妊娠出産に関して本当に不安に思っている人を騙そうというのは! その一方で研究関係の予算が予算が削られている現実も問題も取り上げます。 真っ直ぐで不器用な賢児の成長をも感じ、爽やかなラストは良かったです

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

朱野帰子に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品