わたし、定時で帰ります。

朱野帰子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103516415
ISBN 10 : 4103516410
フォーマット
出版社
発行年月
2018年03月
日本
追加情報
:
298p;20

内容詳細

新時代のお仕事小説、ここに誕生! 絶対に残業せず、定時に仕事を終えるのがモッ
トーの結衣の元に、超ブラックな上司が現れて――

【著者紹介】
朱野帰子 : 東京都生まれ。2009年、『マタタビ潔子の猫魂』で第4回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 馨 さん

    お仕事小説。大東亜戦争のインパール作戦を例に無謀な労働の結果どうなるか、無能な上司の元で残業しつづけるとどうなるか、また時代は変わっても日本人が勤勉で働き者で長いものに巻かれる性質であることがまだまだ変わっていないこともわかります。私事ですが私も仕事がハードで残業時間も凄まじい毎日を送っていたところ先日体を壊しました。ここまでして仕事する意味はあるのか?と思われますが仕事に命をかけて働く人の気持ちも定時できっちり帰る人の気持ちもどっちもわかります。

  • ウッディ さん

    絶対に残業をしないことをモットーに、定時で仕事を終わらせ、生ビール半額タイムに駆け込む結衣の部署に、ブラック企業の元経営者がマネジャーとしてやって来る。ドラマは同じテイストながら、原作に色々と肉付けした感じでした。働き方改革が叫ばれ、残業をせずに充実した余暇を過ごし、業務時間中の生産性を上げるという考え方には賛同すれど、個人差もあり、みんな定時で帰ってると、誰かに負荷が集中するのではと思ってしまう。福永みたいな人はもってのほかだけど、管理職も定時で帰れる社会は遠いのかと絶望的な気持ちになった読後感でした。

  • utinopoti27 さん

    誰が何と言おうと定時で帰る結衣。ウェブコンサル会社のチーフを任される32歳だ。仕事の効率性を突き詰めれば、残業なんて必要ないとの信念がある。一方で、実際はそんな考え方に反発する人間はいるわけで、結衣は次第に孤立を深めていきます。そこへブラック上司が無理な仕事を持ち込むから大騒ぎ。ついに彼女は危険な賭けに出るのですが・・。ワークライフバランスに対する考え方は人それぞれ。結衣の生き方にも賛否両論あるでしょう。ただ、手段が目的になるような本末転倒は避けたいのが正直なところ。ライト感覚のお仕事小説でした。

  • うっちー さん

    24時間働けますか世代には羨ましい限りです

  • yuyu さん

    ふーっ、やっと戦いは終わった。まさに、自分も一緒に戦った感が…疲れた(笑)単に軽いお仕事小説かと思いきや、インパール作戦だ、ジンギスカン作戦だ、と戦争のことも絡んできて、なかなかの読み応え。主人公の結衣の変わり様には度肝を抜かれたが、納期に向かって立ち向かう姿はまさに戦士か!自分の命をかけてまで仕事をすることは、同感は出来ない。しかし、全く残業なしというのは極端かな。何でもバランスが大事。最後に、巧は最低、最悪の男。あの結末でよかったー。

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