ストレイヤーズ・クロニクル ACT‐3

本多孝好

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087715064
ISBN 10 : 408771506X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年04月
日本
追加情報
:
285p;19

内容詳細

新感覚アクションシリーズ堂々完結!
異能を持つ昴たち。仕えてきた政治家・渡瀬の企みが明らかになり、対決姿勢に入る。敵も味方もわからない状況で、人質となった仲間を取り戻しに軍事演習場に向かうと、宿敵アゲハの姿があって…。

【著者紹介】
本多孝好 : 1971年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。94年、「眠りの海」にて第16回小説推理新人賞を受賞。99年、受賞作を収録した短篇集『MISSING』で単行本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nyanco さん

    本多さんが、こんなの書くの…と驚いたACT-1、敵と思われた殺人集団「アゲハ」について描かれたACT-2。そして、最終巻、ACT-3のオープニング、渡瀬が昴の殺害を依頼するシーンから始まった。え〜!何故、渡瀬が…と、最終巻は怒涛の展開を繰り広げました。渡瀬から亘を取り戻そうとする昴達、そして、アゲハ達は渡瀬を殺そうと…渡瀬と異能の者達の戦いが…あ〜、ページが足りないよ〜!ジャンプで漫画になっていたら、数十巻にはなっていただろう物語、駆け抜けた感じが実に勿体無い。 碧についての記述は本当に良かった。続→

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    種としての繁栄なく、未来に一つの子どもを宿すことなく、たった一代で駆け抜けていく、異能の若者達の年代記。それでも傷つきながら、仲間と助け合いながら、生きてきた。アゲハの雨宿り、物別れに終わり飛び立てなかった翅。身の内に潜む爆弾は、刻々とタイムリミットを刻み、それでもただ一つの可能性に未来を託した。だけど託された未来は振り向く。おいていかないでと。だけどそこにはもう、駆け抜けた靴音の周波数しか残ってなかった。それはきっと、この物語の『寿命』。異能力者達の物語は終わりを告げて、次は全人類の年代記が、はじまる。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    淘汰されるか、否か?生殖機能がなく、刹那的なアゲハ達が、その中でも異質であった碧に救われていたということと碧がアゲハに比べて無力である自分に失望している様子のブレが垣間見えるので切なくなります。ヒデが最後に見せた、そのままにしているのに本当はその事実さえ見ることもしない世界への憎悪も印象的でした。「人類なんか知るか。ただ、自分の大切な人たちは守るだけ」他人事だと思って五感を塞いだまま生きるか、譲れないもののために命を捨てる覚悟で抗うか。

  • いちろ(1969aMAN改め) さん

    むー。面白かったけれど、ちょっと残念。場面展開、会話、戦闘。キャラクタの読みわけが難しいと感じてしまった。みんな一様に可愛くて、どちらの陣営にも感情移入したあとでは、人類を守る必要もない。さて、悪がどこにも無いでは無いか。男が目指した歪んだ、と思われる未来もすでに悪いことではなくなってしまっているし。四の五の言いたくなってしまう結末でした。はい。

  • マムみかん(*感想は風まかせ*) さん

    三部作のシリーズ完結編。防衛副大臣となった渡瀬の真の目的とは? 渡瀬の命を狙うアゲハたち。 渡瀬から亘の奪還を目指す昴たち…。人ならざる者たちの挽歌…という感じでした。最初の頃からは想像つかなかったほど話のスケールがどんどん大きくなっていき、切なさもマックス! でも、その割りにあっさりした終わり方。 ちょっと人類の未来が心配ですね〜(怖っ)。映像化すれば、すごく映える作品だと思いました☆

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人物・団体紹介

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本多孝好

1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。99年同作を収録した『MISSING』で単行本デビュー。「このミステリーがすごい!2000年版」でトップ10入りするなど高い評価を得て一躍脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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