時代小説で読む日本史

末国善己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163729701
ISBN 10 : 4163729704
フォーマット
出版社
発行年月
2011年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,253p

内容詳細

坂本龍馬や信長・秀吉・家康、新選組、忠臣蔵など、日本人の精神形成に多大な影響を与えてきた歴史上の人物・事件がどのように小説化されてきたかを分析し、日本人の歴史観の成り立ちを浮き彫りにする快著。

【著者紹介】
末国善己 : 1968年、広島県生まれ。明治大学卒。専修大学大学院博士後期課程単位取得中退。文芸評論家。時代小説・探偵小説を中心に評論、復刻活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • うどん さん

    自分の持っていた偉人に対するイメージが作られたものだと知ってはいたが、人々の生きる時代によってその世相を表すように変容していることに大変関心した。やはり歴史は作られるものだね。

  • 12月だよ・寺 さん

    時代小説の中に書かれた歴史人物像を通した近現代史。確かにキャラクター造形に反映する時代の精神というのはあるだろうが、何でもかんでも世相に絡めるのは強引な気もする。しかしその博識には脱帽。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    歴史作家が描く歴史上の人物は、書かれた時点での空気、無意識を反映している。というのが著者の持論。吉川英治や司馬遼太郎が、なぜその時代に受け入れられたのかが、わかるような気がする一冊。お勧め。

  • kokada_jnet さん

    日本史ではなく人物史。江戸〜明治〜昭和から平成まで。小説に表象された、歴史上の有名人の人物イメージを、それぞれの時代の「大衆の欲望」から読み解く。あまりに図式的な分析が多すぎることと、登場人物が偏りすぎているところが難か。でも、労作。

  • 青 さん

    歴史小説は史実を元に描くといっても、そこは「小説」だから、作者の腕の見せ所となるエピソードや心情の違い、そして解釈の違いがあることはわかっていたけど、そこに、明治維新直後とか戦時中、戦後、バブル以降・・・など、その小説が書かれた時代が反映されているというのは、ちょっと盲点だった。具体的に挙げられた小説を読み比べてみたくなる一冊。

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末国善己

1968年、広島県生まれ。文芸評論家。明治大学卒、専修大学大学院博士後期課程単位取得中退。時代小説・探偵小説のアンソロジーを多数編む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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