ローマ喜劇集 5 西洋古典叢書

木村健治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784876981397
ISBN 10 : 4876981396
フォーマット
発行年月
2002年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,747p

内容詳細

プラウトゥスと並び称されるローマ喜劇の巨人テレンティウスの作品を取り上げる。彼の作品はギリシアの原作に忠実、人物描写もリアル。都会的で洗練された「言葉の愛好者」の上質なホームコメディ全6編を一挙に掲載。

【著者紹介】
木村健治 : 大阪大学原語文化部教授。1946年、京都府に生まれる。1976年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。大阪樟蔭女子大学講師、助教授、大阪大学助教授を経て、1992年、現職

城江良和 : 四天王寺国際仏教大学助教授。1957年、兵庫県に生まれる。1985年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。四天王寺国際仏教大学講師を経て、1992年、現職

谷栄一郎 : 奈良県立大学教授。1948年、兵庫県に生まれる。1978年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。奈良県立短期大学講師、奈良県立商科大学助教授を経て、1990年、現職

高橋宏幸 : 京都大学大学院文学研究科助教授。1956年、千葉県に生まれる。1984年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。京都工芸繊維大学講師、助教授を経て、1995年、現職

上村健二 : 甲子園大学人間文化学部専任講師。1963年、大阪府に生まれる。1991年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。1997年、現職

山下太郎 : 京都工芸繊維大学助教授。1961年、京都市に生まれる。1990年、京都大学大学院文学研究科博士課程退学。京都大学助手、京都工芸繊維大学講師を経て、1996年、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • roughfractus02 さん

    奴隷出身の著者の喜劇にはプラウトゥス劇の奴隷の狡知はなく、良心と自由という後の近代的個人概念を登場人物に与える(ルターやルソーが引用)。女と付き合う息子を軍隊に入れた父親が内心後悔し(「自虐者」)、頑固で保守的な兄と自由思想を持つ弟の2人の父親を対比させて理想的な父親像を投げかける物語は(「兄弟」)、そのギャップが引き起こす笑いと共に、観客に子どもの教育という課題を与える。プラウトゥス劇でゼウスのパロディとして扱った強姦のテーマは、著者の劇では人間の劇となり、笑いの中にも理不尽さが前景化する(「義母」)。

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人物・団体紹介

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木村健治

大阪大学名誉教授。1946年京都府生まれ。1971年京都大学大学院修士課程修了。1975年ミシガン大学大学院修士課程修了。1976年京都大学大学院博士課程単位取得退学。大阪樟蔭女子大学講師、助教授、大阪大学助教授、教授を経て、2010年大阪大学定年退職。2013‐2017年大阪人間科学大学学長(本デ

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