きことわ 新潮文庫

朝吹真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101251813
ISBN 10 : 4101251819
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
134p;16

内容詳細

貴子と永遠子。葉山の別荘で、同じ時間を過ごしたふたりの少女。最後に会ったのは、夏だった。25年後、別荘の解体をきっかけに、ふたりは再会する。ときにかみ合い、ときに食い違う、思い出。縺れる記憶、混ざる時間、交錯する夢と現。そうして境は消え、果てに言葉が解けだす―。やわらかな文章で紡がれる、曖昧で、しかし強かな世界のかたち。小説の愉悦に満ちた、芥川賞受賞作。

【著者紹介】
朝吹真理子 : 1984(昭和59)年、東京生れ。2009(平成21)年、「流跡」でデビュー。’10年、同作でドゥマゴ文学賞を最年少受賞。’11年、「きことわ」で芥川賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちなぽむ さん

    10ページ読んでもう分かる、ああ、この人すごく好きだ。 遠い夏の日に葉山の別荘で同じ時を過ごした貴子と永遠子。25年後の再会。 ふたりの視点が交互に展開し、現在と過去、夢の記憶や白昼夢と交互に混じり合う。とおい夏の思い出と夢の記憶はどこか茫洋としていて、現実をも捉えて足下を覚束なくさせる。ふたりの思考は溶け合って髪の毛で繋がり合う。時は伸び縮みして常識はどこか遠くの絵空事になる。夏の暑さと相まって、私の現実まで遠い世界に混ざりあって茫洋とした世界を泳いだ。 窓硝子越しの真夏の風景のような世界、好きです。

  • ケンイチミズバ さん

    舞台が葉山で江國さんの「神様のボート」を思い浮かべた。どこか似てて。久しぶり再読。25年ぶりの再会で「百足がでたの」といういきなりの会話から始まるその先もしっかり覚えてた。年の離れた子供どうしじゃれあった過去の回想が心地よく、夏冬の芳しい記憶を思い起こすとわこときこの二人を自分のことのように思い起こす自分がおり、光・匂い・湿度・温度が蘇る。図らずもお土産が甘味と甘味で重なってしまう、記憶の食い違い、古い家に棲みつく何かに髪をひっぱられたような気がした、何も起こらない創作がとてもよかった。ここだけ光り輝く。

  • ゴンゾウ さん

    夏の別荘地で出会った貴子と永遠子が25年ぶりに再会する。ふたりの友情の物語なのだろうか。25年前の記憶と現在が交差しながら坦々と進行していく。作者の朝吹さんが何を表現したかったのか理解できなかった。とても難解な作品だった。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年1181冊め。夢と現実なのか、過去と現在なのか。そのはざまで揺れ動くもの。葉山の別荘だとか海辺の記憶とか夏の少女たちといったモチーフは好きで、泡沫のように湧き出てにじんで消えていく文体も結構好み。

  • chikara さん

    芥川賞受賞作品。 夢と現実・過去と現在の二つの軸が入り乱れながらも調和の取れた作品。私の読解力をもう少し磨かなければ。 しかし、一瞬を切り取った描写は美しく、想い出達を現在へ連れて来ました。

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