スター

朝井リョウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022517197
ISBN 10 : 4022517190
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
384p;20

内容詳細

国民的スターって、今、いないよな。
…… いや、もう、いらないのかも。

誰もが発信者となった今、プロとアマチュアの境界線は消えた。
新時代の「スター」は誰だ。


作家生活10周年記念作品〔白版〕


「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」

新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した
立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、
名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。

受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応――
作品の質や価値は何をもって測られるのか。
私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。

朝日新聞連載、デビュー10年にして放つ新世代の長編小説。


【著者紹介】
朝井リョウ : 1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年に『何者』で第148回直木賞、14年に『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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YouTuberへの偏見みたいなものが私のもあっ...

投稿日:2021/04/12 (月)

YouTuberへの偏見みたいなものが私のもあったが、なるほど黎明期を過ぎ、そういうのは淘汰されるというのも説得力があった。うまくまとめていた助監督の後輩君があんなことになるなんて。てっきり別の方向に進むと思った二人がともに歩んでいこうとするラストも良かった。

マスター さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    朝井 リョウは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者の作家生活十周年記念作品[白版]として期待して読みました。タイトルと表紙から撮られる側の物語かと思いきや、撮る側の物語でした。途中までは著者の10年間の集大成、最高傑作だと思っていたのですが、最後の唐突な終わり方は何なのでしょうか?来春予定の[黒版]に続く等、続編があるからでしょうか?「神は細部に宿る」 https://publications.asahi.com/star/

  • いつでも母さん さん

    「答えのないことを考えていられる時間って、本当に贅沢なんだよ」これは浅沼が悩んでる尚吾に言った言葉。あぁ、私もそんな言葉を掛けられる先輩でありたかったなぁ。なんて思いつつ、キラッと光りドキッとする言葉たちが沢山あった朝井さんの10周年記念作品「白版」。悪人は出て来ない。ざっくり映像関係の話と言えばそれまでだが今、誰もが発信者となり得る時代をとても深く切り込んでいると感じた。多様化する現代社会の中で芽生えていく『ズレ』これからもきっと増えるに違いないなぁと、おいて行かれる私はもはや諦めつつ苦笑い。

  • みっちゃん さん

    本物って何だろう。いつまでも人々の記憶に色褪せず残るものをつくりたい。価値観が多様化し、求められるものがどんどん細分化していく今の世で考え、迷いもがく若者たち。でも、結局は自分の心に嘘をつかず、人生の分岐点がくる度に選びとっていくしかないんだよね。

  • mint☆ さん

    大学生の時、映画祭でグランプリを受賞した尚吾と絋。卒業後、尚吾は有名監督に弟子入りし絋はYouTuberになった。読み始めは質にこだわるか数をこなすか、どっちが正しいのか、というような対決の話かと思ったがそうではない。現代の価値観の多様性。自分のいる側こそ正しいと思いがちだけれど「誰かにとっての質と価値は、もうその人以外には判断できない」と言う尚吾の恋人の千紗。確かにその通りだ。悩み揺らぐ心の描写が素晴らしい。とても好きな作品。

  • NADIA さん

    朝井リョウだ!「神は細部に宿る」と細かいところまで妥協を許さない正吾。画像に対するセンスが際立つ紘。映画監督志望の二人は大学卒業時に「どっちが先に有名監督になるか勝負だ」とそれぞれの道を歩き始める。その後の二人は挫折や苦悩、葛藤の連続で正直読むのがしんどかった。が、もはやお約束といった感がある終盤の急展開。映画製作についてだけでなく、あらゆることの凝り固まった決めつけを解きほぐされた気がする。今更といえば今更かもしれないが、正解は一つじゃない。時代とともに価値観も変わる。まさしく朝井リョウクオリティ。

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