双子喫茶と悪魔の料理書 2 講談社ラノベ文庫

望月唯一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784063816341
ISBN 10 : 4063816346
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
239p;15

内容詳細

この世界から消えかけてしまった水希を取り戻してから、約一ヵ月。俺は水希やその双子の姉の葉月たちとともに、忙しくも平和な日常を送っていた。だが、ある夏の日に―事件はふたたび発生する。「あーあ、ちょっとくらい子供の頃に戻れたらいいのに」そんな何気ない言葉とともに、まばゆい光の中から現れたのは―小学生ぐらいまで若返った葉月の姿。どうやら一ヵ月前の事件と同様、『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまったらしい。はたして俺たちはその願いを越えて、無事に葉月を元の姿に戻せるのか…!?二度戻らない夏。二度とは戻れない夏―。喫茶店が舞台の感動ストーリー第二弾!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    この世界から消えかけた水希を取り戻して約一ヵ月。今度は双子の姉・葉月の何気ない一言から『悪魔の料理書』の力が発動し、子供に戻りたいという彼女の願いを叶えてしまう第二弾。穏やかに二人のことを見守ってきた葉月。元に戻るため子供の頃のように楽しい日々を皆と過ごした彼女でしたけど、だからこそこれまでのように三人一緒に居続ける難しさを痛感してしまったんでしょうか。ようやく向き合った二人でしたけど、その思うところは相手にきちんと伝わったのか、複雑な想いが交錯する三角関係の行方がどうなるのか。続刊が早く読みたいですね。

  • 真白優樹 さん

    事件から一か月、料理書のせいで子供になってしまった葉月を元に戻すべく、願いの本質を探す今巻。―――気づいた形、そこに自分はいなかった。篝と水希の関係をずっと見てきた双子の片割れ、葉月。篝に想われながらも一歩引いて全体を見ていた彼女。そんな彼女の内面に迫り、彼女が感じていた思いに触れて鋭く切ない風を感じる今巻。三人なんかじゃなかった。それでも、今のままじゃいられない。例え誰かを傷つけるとしても。冷たい風の中に揺れる木が如く揺れ惑う三人。一方通行の思いが噛み合わぬ彼等の想いの行方は。 次巻も須らく期待である。

  • ぶなぶな さん

    双子の姉の方・葉月に焦点が当てられる第2巻。葉月の願いが悪魔の料理書により叶えられ、子どもの姿になってしまい…という話。とても良かった。男主人公と双子の姉妹、幼馴染み三人という関係性がやっぱり上手いなあと。三人一緒だった幼い頃とは同じでいられず、気づけば「二人と一人」に変わってしまった関係に対する葉月の寂しさがとても辛かった。葉月を好きな異性、憧れのまま遠ざけていた篝がちゃんと彼女と向き合えて良かった。昔とはまた違う形で、だが誰ももう痛い思いをすることがなくなってほしいな。次巻もぜひ読みたいです。

  • 彼方 さん

    水希の件が解決して一ヶ月、何気ない一言で悪魔の料理書が誤作動を起こしてしまい葉月が子供になってしまう第2巻。無邪気なまま三人でいたい彼女の願いに篝は答えを出しますが、その返答は望まぬもので、確かにお風呂の様子や二人の抱き合うシーンでは嫉妬などより寂しい感情が感じられて心の機微の描写が上手いなぁ…そして相変わらず水希も健気でいじらしくて可愛らしく、イラストもより魅力を引き立ててました。1巻で完結ならそこで納得したもののここまでくると続きが読みたいですが、あとがきの書き方的に不安が…次巻が出る事を祈ってます。

  • 尚侍 さん

    面白かったんですが、前回の後日談というか語り切れていなかった部分の補完ということで、物語的に特別なことはなくただ葉月のエピソードとして描かれたという感じで、物語に広がりがみられないのが残念でした。前回重要な要素だった主人公と料理の要素が薄れてしまったり、キキの存在が空気になってしまったりと、良くも悪くも葉月が主体だったので、個人的に水希の方が好きなこともあってイマイチ乗り切れませんでした。それでも挿絵は相変わらずクオリティが高いので、そこまで含めた満足度は結構高かったです。

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