ちいさこべえ 4 ビッグコミックススペシャル

望月ミネタロウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091868480
ISBN 10 : 4091868487
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
230p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida さん

    人間の美徳は様々だ。ひたむきなこと、何事にも一所懸命であること、人情を忘れないこと、意地を持ち困難に立ち向かうこと。りつは純粋で自分に厳しい。母性を慕う行動を誤解した自分が許せないりつ。追う茂次。そこから、これ以上ない大団円へと繋がる。人の幸せは実は何気ない日常にあることを、この作品は教えてくれる。そして、ゆうこの「あたし行くわ」という言葉は、茂次への想いにけじめをつけること。その高潔な姿は梅の花のように美しい。茂次とりつの晴れ姿。茂次の両親の位牌に掛けるりつの言葉に幸福な未来が見える。素晴らしい名作。

  • 積読亭くま吉(●´(エ)`●) さん

    ★★★★☆星をご祝儀でちょっと足してみました。3巻辺りから原作の台詞がちょいちょい入るようになって、最終巻ではそのような箇所が多々見られました。3巻のレビューで書いた事と矛盾してしまいますが、その台詞回しは、やはり現代にはそぐわない物でした。そのズレは原作未読の読者には、作品世界をより強固に感じさせる印象を与える事でしょう。しかし私には、やはり原作世界の強いイメージに引き戻され、そのたびに熱がゆるむように感じました。原作を未読のまま読了をお勧めいたします。

  • チェアー さん

    素晴らしい。山本周五郎の原作を望月ワールドで描く、意地と人情とほのかなエロス。テーマが古いように見えても、人間に関することは決して古くならないとわかりました。最後は泣きました。文句なしの傑作。激しくおすすめします。

  • ユーカ さん

    素晴らしかった。言葉が出ない。

  • ぐうぐう さん

    何度も書いてきたことだけれど、『ちいさこべえ』での茂次もりつも、ここぞという場面で表情を見せない。望月ミネタロウは、そこであえて、足や後姿を描く。「相変わらず眉間にしわを寄せてはいたけど」と茂次に言わせながら、肝心のりつのその表情を描かないのだ。読者に想像させるために。そうすることで、読者はいつしか二人に寄り添うように『ちいさこべえ』を読む。見えない二人の表情を知ろうとする。だからこそ、白無垢からふいに覗くりつの笑顔に胸打たれるのだ。完結。

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