富士の山旅 河出文庫

服部文祥

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309412702
ISBN 10 : 430941270X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
292p;15

内容詳細

世界文化遺産に選ばれた日本一の名山・富士山。その名山に、どう登ってきたか、どう思いを馳せてきたか。五湖をはじめとする山麓から山頂に到るまで、富士を愛し、こだわってきた人びとの二十二の記録。

目次 : 富士の景観(河東碧梧桐)/ 富士を望む(田山花袋)/ 富士の語原(木暮理太郎)/ 富士の山(ラフカディオ・ハーン)/ 頂上まで(荻原井泉水)/ お鉢廻り(深田久弥)/ 中道廻り(武田久吉)/ すたれ行く富士の古道―村山口のために(小島烏水)/ 富士へ―千九百〇九年八月(竹久夢二)/ 富岳に登るの記―天保時代の富岳紀行(有年喜道)〔ほか〕

【著者紹介】
服部文祥 : 1969年、神奈川県生まれ。登山家、作家。東京都立大学フランス文学科卒。大学でワンダーフォーゲル部に所属し、オールラウンドな登山を始める。96年、カラコルム・K2登頂。冬季の黒部横断や、黒部別山、剱岳東面の初登攀などを行う。99年より、食料の現地調達を主軸とするサバイバル登山を実践。その後、狩猟も開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gonta19 さん

    2014/1/10 Amazonより届く。2015/11/4〜11/7富士山は日本人にとって特別な山であることがよくわかる、様々な人による富士山にまつわる話を、服部文祥さんが纏めた本。富士山にはまだ登ったことがないが、やはり一度は登りたい山である。

  • yamakujira さん

    紀行、随筆、評論など、富士山について文章のアンソロジー。田山花袋や大町桂月などの文人や、小島烏水や深田久弥などの岳人ら、20人の21編の短文が楽しめる。竹久夢二、小暮理太郎、加藤文太郎、加藤泰三、高畑棟材は既読だけれど、それもまたよし。小泉八雲、武田久吉、有年喜道、飯田蛇笏、戸川秋骨などが初読の中ではよかった。相変わらず飲んだくれてる牧水もいいなぁ。出典元が深田久弥の「富士山」からが多いのは編者の手抜きかな。 (★★★☆☆)

  • jinginakineko さん

    富士山をテーマとした随筆のアンソロジー。所収作品はほぼ明治から大正のもので登山の常識はまだ確立されておらず、現代から見ればかなりいい加減な登山ぶり。とはいえ登山の大変さは今も昔も変わらない。ラフカディオ・ハーンが強力に助けられながらヘロヘロで登る様子は去年初めて登った私自身の経験とも重なって親近感がわく。初めて観測所を作った野中至の無茶過ぎる冬季登山、美少女連れではた迷惑な竹久夢二の登山、山麓を歩きながらひたすら飲んだくれる若山牧水……。みんなにみんなの富士山がある。見ても登っても魅力的なのだ、富士山は。

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