基本情報
内容詳細
「コンビ作家だったとはいえ、人間にここまでのことができるのか、と驚嘆するしかない」(『Xの悲劇』解説)。人気の本格ミステリ作家であり、本をこよなく愛する著者が国内外の名作に寄せた解説集。クリスティ、クイーンなど海外の古典から、江戸川乱歩、松本清張、綾辻行人ほか現代の国内作品まで網羅。今読むべき作品に出会える、最強のミステリ・ブックガイド!文庫化にあたり新たに解説3本と、杉江松恋氏との読書対談を収録。
目次 : お人好し探偵に乾杯―『ツール&ストール』大倉崇裕/ こういう本格が好きなんだ―『踊り子の死』ジル・マゴーン/ 火のないところでパズルを燃やせ―『試験に出ないパズル 千葉千波の事件日記』高田崇史/ 眩暈と地獄―『暗色コメディ』連城三紀彦/ 小説への頌歌―『八月の博物館』瀬名秀明/ 夢想の哲学―『原罪の庭 建築探偵桜井京介の事件簿』篠田真由美/ 華麗なる名作―『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー/ 極上のプレグナント・ミステリ―『バルーン・タウンの殺人』松尾由美/ “はかり知れないもの”への供物―『囲碁殺人事件』竹本健治〔ほか〕
【著者紹介】
有栖川有栖 : 1959年生まれ。大阪府出身。同志社大学法学部卒。89年『月光ゲーム』で作家デビュー。書店勤務を続けながら創作活動を行い、94年作家専業となる。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。1992年に始まった、推理作家・有栖川有栖と犯罪学者・火村英生のコンビが活躍する「火村英生(作家アリス)シリーズ」は、今も人気を誇り、18年に第3回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Tetchy さん
読了日:2023/09/20
HANA さん
読了日:2022/04/23
涼 さん
読了日:2023/02/26
藤月はな(灯れ松明の火) さん
読了日:2022/07/14
タカギ さん
読了日:2022/05/04
(外部サイト)に移動します
人物・団体紹介
有栖川有栖
1959年大阪府生まれ。’89年、『月光ゲーム』でデビュー。2003年、『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞。’08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。’17年『幻坂』で第5回大阪ほんま本大賞受賞。’18年「火村英生」シリーズで第3回吉川英治文庫賞受賞。’22年、第26回
有栖川有栖に関連するトピックス
-
人間の謎を有栖川有栖が解く 火村英生シリーズ、13年ぶりの書き下ろし。人間の謎を、人生の真実で射抜いた、有栖川有栖による傑作長編ミステリ『鍵の掛... HMV&BOOKS online|2015年10月14日 (水) 18:59
文芸 に関連する商品情報
-
完全版Testosteroneバイブル『365日、絶好調で超ハッピーに... 毎日365日、身近なところに置いて読み続けるだけで、自然とTestosterone哲学が染み込んでいく!10周年メモ... |4日前
-
人気作家17人によるリレーエッセイ『私の身体を生きる』5月24日発売 女性/女性として生きる17人の作家がときにユーモラスに、ときに激しく、かつてない真摯さでつづった、自分と自分の身体の... |2024年04月11日 (木) 00:00
-
【最新】2024年本屋大賞受賞作品決定 全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」。2024年本屋大賞結果が4月10日(水)に発表されました!大賞作品は『成瀬は天下を取... |2024年04月10日 (水) 14:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・