絵本 旅猫リポート

有川浩 (有川ひろ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900209
ISBN 10 : 4163900209
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
村上勉 ,  
追加情報
:
111p;20

内容詳細

『図書館戦争』『阪急電車』『県庁おもてなし課』『フリーター家を買う。』『空飛ぶ広報室』ほか、映像化でも大人気の有川浩が、児童文学挿絵家の第一人者村上勉がタッグを組み、初めて挑んだ絵本!
きっかけは、「週刊文春」で連載された『旅猫リポート』だった。村上が挿絵を描き、連載時から大きな反響を集めた本作品は、単行本刊行後、吉川英治文学新人賞、山本周五郎賞、山田風太郎賞など、相次いで文学賞候補に挙がる評価も得て、十万部を越すベストセラーとなっている。
深い事情を抱えた青年・サトルが、手離さざるえなくなった愛猫・ナナの預け先を探し旅に出かけることからはじまり、彼が辿ってきた人生で心通わせた懐かしい人たちと出会い、目に映る美しい景色――そして、当代きってのストーリーテーラーの作者ならではの渾身のラストは、「涙なくしては読めない」の声が全国から数多く寄せられた。
本書『絵本・旅猫レポート』は、その感動をさらにスケールアップ。独特の淡いオリーブグリーンを基調に描かれた村上の精密な挿絵は、贅沢にも全点が絵本のための書き下ろし。有川の文章はキュートな猫の視点を巧みに操り、子供の冒険心をワクワクさせるものだ。
すべてのページにルビをふり、小学生低学年からも読むことができるようになっているが、もちろん子供への読み聞かせにもぴったりの一冊である。
愛する相手との悲しい別れの先にも、きっと温かいぬくもりが待っているはず……子供たちの世代へ是非とも語り継ぎたい物語。同時にすべての愛する人へと贈りたい、永遠の真実がここにあります。
深く静かに心にしみる感動をもたらすロングセラーとして、新しい伝説の絵本がここから船出を迎えるのです。

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県生まれ。2004年、第十回電撃小説大賞“大賞”受賞作『塩の街』でデビュー

村上勉 : 1943年、兵庫県生まれ。1965年『だれも知らない小さな国』(佐藤さとる作・講談社)の挿絵でデビュー。以来、挿絵、絵本、装丁など、出版美術界と深く関わってきた。主な作品に『おばあさんのひこうき』(小学館絵画賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 馨 さん

    旅猫リポート絵本版。絵本の割には文もだいぶ多いので長いけど、原作のまんま、ナナの挿し絵も充実していて良かったです。

  • しんごろ さん

    絵本なんて何年ぶりだろう……(゚_゚)ネコにしておくにはもったいないナナとサトルの深いキズナの物語!油断して涙が出てしまいました(T_T)とてもいい絵本です(^_^)v有川浩さんのサイン入り!!大事な宝物です(*^o^*)

  • しゅわ さん

    有川浩の人気小説『旅猫リポート』の絵本版です。かなり長い&切ない話だったので、どうなっているか?ドキドキでしたが…良い意味で本当にバッサリと切り取られていました。それぞれの葛藤やサトルの事情、涙腺を崩壊させた師長さんの言葉など小説版の重要なファクターがキレイに消え、ナナ目線に絞ってスッキリさせた感じ。これだけ省略しても間違いなく“サトルとナナの物語”だ…と思えるところがすごいです。何よりも村上勉さんのイラストがあたたかくて良いです。シリーズファンとしては村上さんのコロボックルが出てきただけで感動でした。

  • AKIKO-WILL さん

    絵本だけど、内容がしっかりして読んでいてジワジワ来ました!ナナとサトルのストーリーだけど、ハチが気になったりして最後は切ないけど良かったです!絵があの「だれも知らない小さな国」や「コロボックル」の村上勉さんで懐かしさもありました!

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    飼い猫のナナを手放さなくてはならなくなったサトル。二人は銀色のワゴン車で最後の旅に出る。■大人気の同名長編小説を元に、同じ有川さんが 長編の表紙を描いた村上勉さんと一緒に作った絵本(ってか児童書)です。蕗の葉の場面ににんまり♡ ■ナナ目線で綴られるお話は、ナナもサトルも互いのことを大事に思ってることが伝わってきて、ちょっと切ないけれど ほっこりにっこりでした。長編小説の方も読まなくちゃ☆ ■「ぼくはなんにも失ってない。ナナって名前と、サトルとくらした五年を得ただけなんだ。」「悲しまないよ。またいつか。」

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

有川浩 (有川ひろ)

高知県生まれ。2004年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー

プロフィール詳細へ

有川浩 (有川ひろ)に関連するトピックス

  • 人気作家、有川浩のエッセンスを味わう 日々のあれこれ、創作の裏側、愛する本や映画や、ふるさと高知のことなどを有川浩が綴った『倒れるときは前のめり』。小説「... HMV&BOOKS online|2016年01月27日 (水) 15:29
    人気作家、有川浩のエッセンスを味わう

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品