ヒア・カムズ・ザ・サン 講談社文庫

有川浩 (有川ひろ)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062932516
ISBN 10 : 4062932512
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
272p;15

内容詳細

編集者の古川真也は特殊な能力を持つ。手に触れた物に残る記憶が見えるのだ。ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会することに。彼は米国で脚本家として成功したはずだが、真也が見た真実は。確かな愛情を描く表題作と演劇集団キャラメルボックスの舞台に着想を得た一編を収録。有川浩が贈る物語新境地。

【著者紹介】
有川浩 (有川ひろ) : 高知県生まれ。2004年、『塩の街』でデビュー。「図書館戦争」シリーズをはじめ著書多数。映像化された作品も多い一方、俳優・阿部丈二氏と演劇ユニット“スカイロケット”を結成、『旅猫リポート』『ヒア・カムズ・ザ・サン』の舞台化を自ら手がけるなど、演劇界へも挑戦の幅を広げている。「コロボックル物語」の作者・佐藤さとる氏からバトンを受け取り、’14年『コロボックル絵物語』、’15年「コロボックル物語」の長編『だれもが知ってる小さな国』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まろんぱぱ♪  さん

    一つのキャプションに二つのストーリー。いつもの?有川流虫歯になりそうな甘口ではないけれど(笑)も、読後感はすっきりします。二つのどっちが?って、議論もあるかもですが、好きなのは前段、そして、これからの新しい家族の物語を期待したいところ。根底は、やはり家族の愛、男親の想いですね。しっかし、有川先生の作品の「愛してる」は、とても良い(笑)

  • えりこんぐ さん

    編集者である真也とカオル。真也は物に触れるとそこに残っている記憶を見る事ができる。幼い頃に離婚したカオルのダメ父が、20年ぶりにアメリカから帰ってくる... この設定でふた通りのストーリーが楽しめる。有川さんってやっぱりすごい( ・∇・) 私は後編の方が好み。娘にはかっこいい父親でいたいと思う気持ちは、うちのパパを見ててもわかる笑 子供時代の活躍が誇張されてるもの(^-^; でも子供はそんなの求めちゃいない。等身大で子供に謝れる親でいたいなと思った。

  • しゅわ さん

    【図書館】単行本・新潮版文庫でも読んでいたのですが、講談社文庫から新刊で並んでいたのでひさびさに再読…装丁を含め、基本的にまったく同じでした。手に触れた物に残る記憶が見えてしまう編集者の古川真也。そして20年ぶりに父親と会うカオル…たった7行のコンセプトから想像を膨らませた物語ふたつ。不器用な父親と、期待して裏切られ傷ついた娘…立場も展開も全く違うストーリーに有川さんのすごさを垣間見ますね。解説の“書き手として読み手に誠実な”読後感の良さや映画化の際の姿勢等に妙に納得でした。

  • 菜穂子 さん

    意図せず、重松さんの「かあちゃん」を読んですぐに読了。しっかりと芯の通った愛するものを守る強い母親と、夢を追いかけ仕事にくれ、家族は二の次の父親との対比が面白いような、悲しいような。2通りの父親像は前半での謎めいたかっこいい父親像はかなり作り上げられた感があったけれど、後半のダメダメ親父ぶりも見放すことが出来ない娘の心情が分かりすぎるほど分かるし、どちらも娘を思う不器用な父親の愛情が悲しくて切ない。

  • detu さん

    有川さんの話しに出てくる彼は、やさしくて包容力のある人ばっかりだね。

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有川浩 (有川ひろ)

高知県生まれ。2004年『塩の街』で電撃小説大賞大賞を受賞しデビュー

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