複合汚染 新潮文庫 改版

有吉佐和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101132129
ISBN 10 : 4101132127
フォーマット
出版社
発行年月
2002年05月
日本
追加情報
:
16cm,621p

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    複数の毒性物質の人体への影響を本にしたという意味では時代に先駆けた本だったように思う。昭和50年前後に環境問題を世に投げかけた本という意味ではすごいとは思うが、当時の私にはやや難解だった記憶しかない

  • James Hayashi さん

    ある編集者はこれを純文学に入れている。個人的にはルポと感じた。出だしは市川房枝や青島幸男の選挙戦で?と思ったが、環境汚染、有害物質、農薬や化学肥料などを扱いその恐ろしさを連想させる。これは朝日新聞の小説欄に連載され簡潔であり読みやすい。1974年に掲載されたもので、人々の意識はあまり高くなかったと言えよう。便利さや経済性を追求していくと、環境や人体への影響が少なからずある。それから40年以上経つが、電気自動車や有機野菜がもてはやされる時代。役人の無能さ、マスキー法と日本車、粉石鹸と合成洗剤など学べた。

  • 花男 さん

    昭和54年に発行されたもので、今では変わっていると思いたいが、野菜、家畜に使われる農薬、洗剤に使われている化学物質について余すところなく書かれている。農林水産省でさえ把握していないという。正しい知識は自分で身につけておきたい。

  • みみぽん さん

    先日、Eテレの有吉佐和子特集で紹介され「ぜひ読みたい!」と思った本。70年代はじめ。子供のころー工場の煙突からモクモクと吹き出る光化学スモックが社会問題になっていた。高度経済成長にともない食品や物質が多量生産され、そこに含まれる化学物質、農薬〜『わたしたちは本当にそれでいいのか?』という永遠の問いかけを徹底的な取材と豊富なデータから著者が書き上げた問題提起。当時から50年近く経過しているけれど改善されたこともある反面、変わらぬどころかいつしか見てみぬふりになっている自分の生活を鑑みてゾクッと。永遠の書。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️高校か大学時代に読みました。

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人物・団体紹介

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有吉佐和子

1931(昭和6)年、和歌山市生まれ。幼少期をインドネシアで過ごす。56年「地唄」が芥川賞候補となり、以後、『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』『和宮様御留』等、ドラマ化されたり社会現象となるような小説を多く執筆。84年、逝去

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