近代ヨーロッパ国際政治史 有斐閣コンパクト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641173712
ISBN 10 : 4641173710
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,358p

内容詳細

国際法、外交儀礼、主権国家の概念など、国際社会の規範を形成した近代ヨーロッパ。現代国際社会の源流と伝統を築き上げた近代ヨーロッパ国際政治の諸相を、その形成、発展、崩壊に分け、400年のスパンから解明。

【著者紹介】
君塚直隆 : 1967年、東京都に生まれる。1990年、立教大学文学部史学科卒業。1993‐94年、英国オクスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。1997年、上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程修了。現在、神奈川県立外語短期大学教授(イギリス政治外交史、ヨーロッパ国際政治史専攻)、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • akiakki さん

    15世紀末から第1次大戦までの欧米を政治史、外交史の視点で俯瞰的にまとめています。俯瞰的すぎてちょっと教科書っぽいので、例えばフランス革命やサラエボ事件のような事件の背景は個別の本で補強した方がよさそう。コンパクトな欧米通史の本として本棚に置いておきたい。

  • Haruka Fukuhara さん

    わかりやすく面白い。教科書的な本みたいだが、読み物として十分楽しめる作品になっていると思う。受験世界史以来、案外これくらい俯瞰した本を読んでいなかった気がするので勉強にもなったし読書体験としても気持ちよく過ごせた。

  • MUNEKAZ さん

    16世紀からWWTまでのヨーロッパ各国の外交をまとめた一冊。複雑な各時代の国際関係が平易な言葉で解説されており、それまで点で理解してきたことが一つのつながりに思えるような感覚を覚えた。「武器のない外交は、楽譜のない音楽のようなもの」というフリードリヒ大王の言葉の通り、武力と外交は表裏一体の関係であり、そのどちらが欠けても重大な破局に至るということがよくわかる。

  • ぽん教授(非実在系) さん

    中世秩序が崩れていくきっかけとなったカール五世時代の宗教改革とオスマン防衛戦から第28代アメリカ大統領ウィルソンによる新外交までの400年に及ぶ歴史を物語のように語りつつ基礎的な事実や理論分析を押さえて説明しきる。戦争王ルイ14世の野望の失敗、愛国王ジョージ三世の失策、コンサートを乱すロシアの挫折、時代に合わないグラッドストンの空虚な理想主義、愚かなる目標を掲げるヴィルヘルム二世、現実を無視し他国に理想を強要するウィルソン大統領と、国際政治での失敗パターンの多くを網羅できている意味でも興味深い。

  • 佐藤丈宗 さん

    16世紀から20世紀初頭までのヨーロッパ国際関係史を一冊で読める好著。各章ごとにその時期を代表する「主役」を定めて史実を描いていくことで、海千山千がうごめく複雑怪奇な国際関係史を明解にし、まるで連作の大河ドラマのような感覚すら読み手に与える。個人的にはもう少し砕けたタイトルと装丁ならば、もっと多くの読者に手にとってもらえるであろう秀作。もう何度読んだことだろう。しかし、何度読んでも飽きない。

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