英文法を知ってますか 文春新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166603442
ISBN 10 : 4166603442
フォーマット
出版社
発行年月
2003年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

いまや国際語、しかしかつては“後進国”の言葉だった英語。語彙をふやし、規範をもとめて苦闘し、18世紀末にほぼ完成したのが今日の英文法。その成立のドラマを詳しくたどる。

【著者紹介】
渡部昇一 : 1930年、山形県鶴岡市生まれ。55年、上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学留学、Dr.Phil.(哲学博士)。英国オックスフォード大学留学。アメリカの六つの大学で招聘教授。Dr.Phil.h.c.(名誉哲学博士)。上智大学文学部教授を経て名誉教授。イギリス国学協会会長、日本ビブリオフィル協会会長など。著書も多数。76年、日本エッセイスト・クラブ賞、86年、第一回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とらじゃ さん

    10年ぶりの再読。やっぱり昇一先生の本は面白い!ゆとり教育真っ盛りの日本では、英語が出来ないのは文法を教えるせいだという説がまかり通り、その教育を受けた世代が英語に堪能になったかといえば疑問だらけ。文法の勉強には忍耐が必要とある様に、ゆとり教育は英語をきちんと読み書きする力と同時に、コツコツ努力する忍耐力も子供達から奪ってしまったかの様だ。英文法の歴史に関する記述は、難しい内容だが、とても面白く読めた。本当に分かっている人の文章は、分かりやすい、という見本のような本だと思う。

  • 富士さん さん

    再読して断念。内容はすごくいいのですが、この人の人格がどうしても受け付けない。文法批判の根本にある覇権文化への批判を、”正しい”文法を学ばないと既存のヒエラルキーは登れないという理由で批判するのは、その精神を全く理解する気がないか、能力がないかを示しているように思います。その行きつくところは日本人の二流英米人化の肯定で、日本大好き系の人が絶対拠ってはいけないところです。端々に見える自然な残忍さは、きっと自分の世界を決定的に辱められることなく生きることが許されて来たんだろうなと、うらやましく思います。

  • kyhitsuji さん

    英文法の歴史の本。文法が載っている訳ではない。ちょっとタイトルが悪いかなと思った。結構難しかった。 英語が話せる人が読むとより面白く読めると思う。土着語の英語と共通語のラテン語・フランス語、発音と綴りの乖離問題、表意主義と表音主義、品詞をどのように区別するか、8品詞か2分法か、二重否定の扱い方、ヴィクトリア朝において下層労働者階級から抜け出すためには規範文法で手紙が書ける事が王道だったと等々 興味のある話ばかりでした。

  • やま さん

    英文法の歴史などという地味極まりないテーマをこれほど面白く読ませるとは。

  • キングオブ読書 さん

    いや〜、難しくて俺にはわからん。理解できない箇所多し。 とりあえず英文法はgrammar 由来はギリシャ語のグラマティケ。グラマ(文字)とテクナ(技術)で文字の技術。 ヨーロッパはラテン語を共通に使用してきたが、宗教改革によって各国の言語がその地位を築き、英語もそれに従った。 よってラテン語が英語の使い方を確立するための元となっている。 文法体系と綴(発音)の2大問題があり、16〜18世紀にかけて徐々にまとめられていく。19世紀にはほぼ規範文法として成立。

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