老人と犬 扶桑社ミステリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594027155
ISBN 10 : 4594027156
フォーマット
出版社
発行年月
1999年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,275p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    その冒頭で出くわす愛犬の死は彼が人生の過程で経験した理不尽な出来事に対する怒りをも呼び起こす。淡々と真実を欲して耐えて行動する姿は以外でもありながら過去に体験した自身の息子の裏切りの真実を求め続けてきたやり場のない怒りの深さを現しているようだ。それにしても銃というのは厄介な存在というべきで、なぜなら素手ではなんら力を持たない人間という生き物に、まるで王者にでもなったかのような錯覚をもたらすのだから…自分の身を守るためと云うがその分不相応な力は弱者の盾にすぎないのではないだろうか?

  • YM さん

    ケッチャムさん3作目。感動した…。ラドロウは、少年に愛犬をショットガンで殺される。許せないラドロウは少年を探し追求するがやってないとうそをつく。少年の親もかばう。警察や司法も役に立たない。ラドロウが明らかにしたかったことは「正義」は何か。少年が罪を認め後悔し、適正な罰を受けること。復讐ではない。ラドロウにも忘れたい過去があった。しかしどんどん無かったことにされていく。むしろすんごい嫌がらせしてくる!許さん!誰もやらないなら、おれがやる!ラドロウの熱に、僕の心も奮い立った!ナイスケッチャム!

  • aquamarine さん

    とにかく訳が綺麗でとても読みやすいです。いきなり惨殺される家族である飼い犬、静かな老人の怒り。家族との絆、現れていく老人自身…。クズとしかいいような少年たちと親への復讐が成功するのか、じりじりする不安を抱えながら完璧なハードボイルドをぐいぐいと夢中で読み進みました。最初の斬殺部分よりもすべてが落ち着いた後の「あなたがわかる」シーンに号泣してしまいました。残虐非道な話を書く鬼畜系ホラー作家との評判だそうですが、これは異色なのかメインはそこではないです。逆に残虐非道な方もちょっと読んでみたくなりました。

  • Bugsy Malone さん

    ケッチャムがこんな小説を書いていたなんて!勧めてくれたお気に入りさんも言っている通り正にハードボイルドだ。淡々と進んで行く文章は時折ヘミングウェイの格調高さを醸し出し、ある種諦念している老人が自らのルールに従い行動する様は、まるでチャンドラーが描き出したテリー・レノックスを探し続ける年老いたフィリップ・マーロウの様だ。原題の「RED」を邦題「老人と犬 RED」としたのは洒落だけでは無かった。

  • papako さん

    お気に入りさんの感想が気になって。愛犬を殺された老人の復讐とまとめてしまうとちょっと違う。なんとも狂気と感情うずまく物語でした。いきなりの愛犬の死はまだ序の口。どんどん斜め上行く展開に、引き込まれました。老人というにはまだ若さを感じる主人公の行動は、狂気ではないのかもしれません。解説を読むと、かなり残虐さが特徴の作家さんとのことですが、ちょっと読んでみたくなりました。

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