空とぶ船と世界一のばか ロシアのむかしばなし 大型絵本 改版

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001105605
ISBN 10 : 4001105608
フォーマット
出版社
発行年月
1986年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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24×27cm,1冊

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読書メーターレビュー

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    神さまは無邪気な人間が好き。「空飛ぶ船を持ってきた男は王女と結婚させる」という王様のお触れを聞いた三人兄弟。両親の自慢だった長男・次男は意気揚々と挑戦する。末の弟も兄たちに続くが、彼は大人になっても子どもの心のままに育った『ばかむすこ』(名前は不明)。両親は何の期待もせずに送り出すが、神さまに愛された無邪気な心がミラクルを起こす。寝てる間に誰かが空飛ぶ船を作ってくれて、旅の途中で頼もしい相棒たちが現れる。ハッピーでハッピーでハッピーなロシアの昔話。1970年11月初版。

  • Kawai Hideki さん

    ユリ・シュルヴィッツ強化週間。三人兄弟の末っ子で、あまりの無邪気さぶりに、親から「世界一ばか」と言われていたばか息子の立身出世物語。ある国の王様が「空飛ぶ船を作った者に、娘の王女と結婚させる」という御触れを出した。利口な2人の兄は、船作りに勇んで出かけ、両親も精一杯の期待をかけて見送るが、行方不明に。一方、ばか息子は半ば家を追い出されるようにして船作りに出かける。ノープラン、ノーアイデアだったが、持ち前の無邪気さで、出会う人みんなを仲間にして、異能の集団を作りあげ、困難を切り開いていく。

  • ひらちゃん さん

    他力本願にとんとんとんと願いを叶えていく「ばかむすこ」。神様はどうして何もかも与えちゃったのだろう?素直なところ?お兄さん達はどうしちゃった?

  • らぱん さん

    面白い。まずタイトルの「〜世界一のばか」でハートを鷲掴みにされた。三人兄弟の末っ子が「ばか」なのだが、実の両親は彼をないがしろにしており、理由は彼が「ばか」だから。「ばか」連発の潔さもいい。二人の兄の賢さの表現が「かねをかりてもだまされないほどりこう」という意味不明さも笑う。この「ばかむすこ」が旅に出て、途中で出会うばか仲間とともに目的地のお城へ向かう。最後は当然のように「めでたしめでたし」だが、ツッコミどころは満載で馬鹿馬鹿しくて大笑い。ユリー・シュルヴィッツの絵もとてもいい。豪快な法螺話は愉しい。

  • キジネコ さん

    「大賢は愚なるが如し」て老子さんは云うし、ニーチェ先生も「他人の見解に便乗して賢者になるくらいなら、むしろ自力だけに頼る愚者であるほうがまし」て云う。そもそもこの話の教訓はと考え始めて己の迂闊に気付きます。世界一とは恐れ多いけど阿保やばかを目指すと身構える己こそ名乗りの怪しい小利口者、精々本話の長兄次兄止まり。自然体で阿呆だ、ばかだと呼ばれる様に成らんと程遠いなあ、と暫し自戒。世界一のばかが示した寛容と謙譲とプラス思考、そう云えば信長も竜馬も大虚け、道を作る大度量を測るには大きな大きな器が要る様です。

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