江戸のお白州 文春新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166601271
ISBN 10 : 416660127X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,219p

内容詳細

不倫、下半身接待、幼児誘拐、夫殺し…。今も昔も人間は同じような愚行をしでかすが、待っている刑罰には天と地ほどの違いがあった。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • saga さん

    【再読】『御仕置裁許帖』等の史料を基に、江戸時代の裁判例を考察する。人間というものは、たかだか二、三百年の時間の経過では、犯罪の切っ掛けは変わらないものなのだな〜。しかし、その犯罪に対する量刑は大きく変わった。生命の軽重と、誤認逮捕や拷問による冤罪の発生という負の面があった江戸。しかし、武士は武士らしくあれという倫理観や、大岡裁きに象徴されるお上の慈悲が、現代の裁判には欠けているかもしれないと思える読後感だった。

  • mazda さん

    江戸時代の犯罪と処罰について、細かくいろいろ書いてあった。死刑も覚悟の上で不倫をしたりする輩もたくさんいたようだし、同じように悪いことをしても死罪か流罪かで大きな違いが出たりと、現代人と同じようなことを経験していたんだな、と思うと、遠い昔のこととは思えない親近感がわきました。

  • 幽寂庵 さん

    現代って罪人に甘いなと思ってしまいそうです。「江戸の刑法」の方が解説は良い。

  • tecchan さん

    江戸時代の資料、特に犯罪記録を使って、江戸時代の社会、人々の考え方や行動、支配的な観念などを探っている。一般的には平和な時代と言われるが、主従関係などの秩序を壊そうとする犯罪には厳しい罰がくだされ、人間の命が非常に軽い時代だったことがわかる。

  • マカロニ マカロン さん

    個人的な感想:B。江戸時代の判例集のような本で、不倫、夫殺し、いじめ、家庭内暴力など江戸時代の人も現代人も犯罪の種類は変わっていないのだなと納得。ただし、刑罰は不倫しただけで死罪、商店の奉公人が主人を殺すとその親兄弟まで死罪になったりと、刑罰の重さは比較にならない。現代は人一人殺してもまず死刑にはならないし、たとえ死刑判決が下りても、法務大臣が死刑の執行にサインしない。いい時代になったもんだ!

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