台湾人生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163725307
ISBN 10 : 416372530X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,215p

内容詳細

日本統治下で育った台湾の「日本語世代」にインタビュー。どこか懐かしい日本語で語られたのは、歴史に翻弄された人生、そして日本への愛憎…。話題のドキュメンタリー映画「台湾人生」監督によるノンフィクション。

【著者紹介】
酒井充子 : 1969年10月山口県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、会社勤務を経て1996年、北海道新聞社入社。1998年夏、初めて台湾へ。2000年からドキュメンタリー映画、劇映画の制作、宣伝に関わる一方で台湾取材を開始する。2001年から重症心身障害者施設の生活を3年にわたって追ったドキュメンタリー映画「わたしの季節」(小林茂監督、2004年毎日映画コンクール記録文化映画賞/2005年度文化庁映画賞文化記録映画大賞)に取材スタッフとして参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヒデミン@もも さん

    何冊か台湾の本を読んだけれど、この作品が一番心に響いた。真の日本人が台湾にいた。映画も観たい。

  • James Hayashi さん

    日本の統治下の台湾で育った方々に街で出会い日本語でインタビューした著者。日本の統治下に対し、ほとんど批判的な意見は聞こえないらしい。日本語での教育により、武士道、日本精神などを学び、日本人以上の愛国心のようなものを感じる。蕭さんは17歳にして志願し日本軍へ。なんのために戦うのか?大東亜共栄圏の為と言明している。同胞として戦った仲であるが、政府補償はほとんど無し。我が盟友は老い新時代を迎えているが、この友情、永遠に続くことを望む。

  • R さん

    小説というよりは、ルポ、ドキュメンタリーという様相の本でした。日本統治時代に台湾で生まれ、育った人の悲痛な想いを汲み取った内容で、愛憎半ばという言い方はふさわしくないのですが、日本への思いと哀しさの声が書き留められていました。誰がと形容したらいいのかわからない、台湾の人たちは流浪を続けたのであり、そこに日本が介在していたのは紛れもない事実でそれを誰に、どう訴えたらいいのか、やりどころのない怒りとは異なる、これはやはり愛情と呼んでもよい声が綴られていて、深く考えさせられました。

  • kaoriction@感想は気まぐれに さん

    終始、胸が詰まり苦しかった。もっと語られるべき、もっと知られるべき歴史だ。アメリカやヨーロッパとの関わりだけが日本の歴史ではない。日本統治時代に生まれ育った台湾の人々に聞き、日本語で語られる歴史。ドキュメンタリー映画『台湾人生』の監督によるノンフィクション。「台湾との出合い、台湾の日本語世代との出会いは、それまでの数多くの「知らないこと」とは次元が違った」。知らないでは済まされない歴史。日本人である私たちこそが知るべきこと。台湾は中華民国ではない。「台湾」になりたいのだ。日本人として、私もそれを切に願う。

  • mami さん

    映画を観よう。そして日本と台湾について学ぼうと強く感じた。もっともっとこの本が話題になりますように。

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